新型メルセデス・ベンツCクラス(W206)150万円値上がりは妥当か?徹底解説をしていきます!
2024 / 3 / 27 (Wed)
車の豆知識
はじめに
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さて、今回は新型メルセデス・ベンツCクラス(W206)についてお話をさせて頂きます。
2021年秋にフルモデルチェンジを果たし、生まれ変わった新型メルセデスベンツCクラス。
この車は「ビッグAクラス」や「ミニSクラス」など色々な言われ方をしていますがご存知でしょうか?
新型メルセデスのフルモデルチェンジ当初はものすごく話題となり、SNSでもトレンドに上がっていたほどです。
そんな中、値段について調べた方は先代メルセデス・ベンツCクラス(W205)よりも車両価格が上がっているため、その点は良いイメージを持っていないかもしれません。
具体的に言うと、新型メルセデス・ベンツCクラスW206は、先代のW205と比べると150万円以上も値上がりしているようです。
ただ個人的にはその値上がりは想定内だと思いました。
なぜならば、値上がり以上の価値があると確信したから。今回の記事ではその理由について詳しく解説をしていきます。
加えて、実際に乗る価値があるかどうかについても冷静かつ客観的な目線で分析していきますので最後まで読んでみて下さい。
それではまずはじめに念のためメルセデス・ベンツCクラスについて基本的なところを解説しておきます。
メルセデス・ベンツCクラスについて
2021年6月29日、メルセデス・ベンツ「Cクラス」の最新モデルが日本で発表されたことは記憶に新しいところ。
1993年にデビューした国内最初のCクラスから数えて、第5世代目となるモデルです。
メルセデス・ベンツCクラスは長い間、国内におけるベンツのベストセラーカーとして人気を集めている。
またベンツCクラスは、メルセデス・ベンツのラインナップの中で、FRプラットフォームを採用した最も小さなセダンです。
ちなみに、今回のW206モデルはメルセデス・ベンツの最上級Sクラス譲りの最先端技術や要素を多く取り入れていることが特徴。
一言で言ってしまうと、超高級仕様であり、コンパクトでスポーティーな極上セダンに仕上げられています。
他方で車内のインテリアに目を向けて見ると、目を奪われるのはセンターコンソール上に並ぶ航空機エンジンの噴出口を模したエアコンアウトレット。その下には11.9インチの大型ディスプレイが備えられています。
この11.9インチ大型ディスプレイがスマホのように非常に賢い。
操作性が抜群だったり、必要度の低い操作をディスプレイのタッチスクリーンで行う仕様にしているところも非常に便利です。
それゆえに、運転中はハンドル周りだけで操作が完結してしまうため、運転に集中することが可能。こうした先進性こそメルセデス・ベンツCクラスの大きな魅力といえるでしょう。
それではここからは新型メルセデスベンツCクラス(W206)とSクラスの共通点ついて簡単に触れておきます。
メルセデス・ベンツSクラスとの共通点
冒頭で触れましたが今回の新型メルセデス・ベンツCクラスは、W205と比べると値段が思いの外高いです。
その理由の一つとして、メルセデス・ベンツ最上級であるSクラスとの共通点が多々あるからという見方も出来ます。
どちらもMRA−2(モジュラー・リアホイールドライブ・アーキテクチャー2)というプラットフォームを採用。
ADASやARナビゲーション、MBUXなどエレクトロニクス、リア・アクスルステアリングなど。シャシー技術、そして全車電動化されたパワートレインなど、メルセデスの最新技術が新型Cクラス、Sクラスとも惜しげなく盛り込まれています。
デザインに関しても、エクステリア、インテリアともに、新型Sクラスに通じる最新のメルセデス・デザインでまとめられていることが特徴です。
一方で、センターモニターに関して運転席に座ってみれば眼前に広がるものは限りなくSクラスに近いです。
最も目を引くものは11.9インチのセンターコンソール液晶パネル。これは本国仕様のSクラスが標準で搭載するものと同じとなっている。
さらには、ハンドルを握ってみても、ズッシリとした安定感はまさにプチSクラスといった印象です。
インテリアデザインはCクラス専用だけれども、デザインテイストはSクラスに通じる部分が多くあります。
シート調整パネルもSクラスと共通。機能装備もARヘッドアップディスプレイこそ備わらないけれど、Sクラスと比較してもほぼ遜色ないです。
こうして見ると、新型メルセデスCクラスとSクラスでは区別がつかないと思ってしまうかもしれません。
こういったところが値段に反映されているのですが、メルセデス・ベンツCクラス外観に関してはどうか?
次のところで見ていきます。
新型メルセデス・ベンツCクラスの外観はどうか?
ベンツCクラスW205型と比較すると新型W206は全長が80mm、全幅が10mm、全高が5mmそしてホイールベースで25mm大きくなっています。
全長に関して80mmとかなりの違いになっている。その分室内寸法も前後左右に広がっていて快適空間を演出している作りとなっていることがわかる。
その影響で、後席に関して今まででも十分広々としていましたが、更に快適度が上がったイメージです。
また外観デザインに関してはラインやエッジを大幅に削減し、曲線を描く彫刻的な面により、特殊な陰影を生み出しています。
その中で、車高をより低くスマートに見せる「キャットウォークライン」と呼ばれるキャラクターラインを配置していることが特徴。
サイドウィンドウ下端に近いショルダー部に、フロントからリヤまでを貫いている。
メルセデス・ベンツW206型グリルまわりのデザインはより立体感があるものの、全体的に滑らかな面となっていることが印象的です。
ベンツCクラスW205と比べると、やや柔らかな面構えとなっていると思ってしまう人が多いかもしれない。
この点はフルモデルチェンジ進化の過程として捉えて頂けたらと思います。
以上が外観についてでしたが、ここからは新型メルセデス・ベンツCクラスの走りについてレビューをしていきます。
新型メルセデス・ベンツCクラスの走りはどうか?
走り出しでまず伝わってくるのはISGによる力強いアシスト。これを強く感じます。
特に街中で多用してしまうアイドリングから2000rpm以下の領域での豊かなトルク感は、ターボといえ1.5Lのキャパシティで得られるレベルのものではない。
また50km/h前後の巡航域からの緩加速などアクセル操作量の小さいところでは、滑らかに車体を押し出してくれます。
反対に、ワインディングロードでは流石に速度が上がると、ISGのアシストは弱くなるので、エンジンが頑張り始めてしまう。
その結果、派手にエグゾーストノート(排気音)を響かせているのですが、パワー感は弱く、1.5リッターターボである事を実感させられますが問題はないと思う。
そんな中、ハンドリングはどうだろう?
ハンドリングは十分にスポーティーと言えるかもしれない。
AMGラインを選ぶと装着されるスポーツサスペンションや、60km/h以下では前輪と逆位相に、それ以上では同位相に後輪が最大2.5度切れる。
オプションのリア・アクスルステアリングのおかげで、俊敏で正確なハンドリングと高いスタビリティを実現。
ハイスピードコーナーでも高い安心感と共に自信を持ってステアリングを切り込んでいける。
少々荒れた路面でも18インチタイヤがバタつくようなこともなく、シャシーのポテンシャルの高さが感じられます。
これらをまとめると、メルセデス・ベンツCクラスW206は走りに関しても確実にベンツSクラスへ近づいているのでは?
個人的にはそう思ってしまいました。
終わりに
さて、ここまで新型メルセデス・ベンツCクラス(W206)は150万円値上がりは妥当かどうかについて、徹底解説してきましたがいかがだったでしょうか?
個人的には今回のような振り幅の大きな値上がりは妥当な金額なのかなと思っています。
極論を言ってしまえば、車だけではなく世の中にある価値が高いものは値段は高いじゃないですか。
新型メルセデス・ベンツCクラスW206ではなく先代のW205も価値は高いですが、それ以上にW206が価値が高いという話だけだと思います。
だから私たちFirstスタッフ一同は、諸手を挙げて新型メルセデス・ベンツCクラスをお勧めしたいと考えています。
メルセデス・ベンツCクラスW206のお問い合わせに関してはFirstまで気軽にご連絡をください。
もちろんFirstは新型メルセデス・ベンツCクラスW206以外にもあらゆる車に対応をしています。
国産車、外車問わずに車を売りたい、買いたいなどのご要望があれば気軽にご連絡をください。
皆様のカーライフのお役に立てれば幸いでございます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。