値崩れしない車ランキングを発表!価値が下がりにくい車の特徴&高く売るコツも解説いたします!
2024 / 2 / 21 (Wed)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
さて、将来的な買い替えを前提に車を購入する方にとって、非常に重要なのが「リセールバリュー」でしょう。
リセールバリューとは車の再販価値のことで、高ければ高いほど値崩れしないためお得というわけです。
基本的に車は時間の経過とともにその価値が下がりますが、中には何年もの間新車並みの価格を保つものも。
賢い車選びにおいては、具体的な車種やそれらのリセールの推移などの把握が欠かせません。
そこで今回は、値崩れしない車の特徴を解説し、国産車・外車それぞれのランキングをご紹介いたします。
さらに後半では、値崩れしない車をより高く売るコツについてもお伝えしていきますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
それでは初めに、値崩れしない車の指標となる「残価率」について見ていきましょう。
値崩れしない車の残価率はどのくらい?
残価率は中古車の価値を表し、残価率の高い車=リセールバリューが高い車となります。
【残価率の算出】
残価率=買取価格/新車価格(%)
車はどれだけ新しくても一度乗ってしまえば必ず価値が下がり、何十年と値下がりしない車はほとんどありません。
平均では3年落ちで60%前後、5年落ちで40%前後の残価率となり、外車だともう少し下がるのが一般的です。
経過年数 | 残価率の目安 |
3年 | 60%前後 |
5年 | 40~50% |
7年 | 20~30% |
10年 | 0~10% |
この表はあくまでも目安であり、国産車や外車、人気車種かどうかなどによって大きく変わってきます。
ただ、平均から見ると3年で80%以上、5年で70%前後の残価率であれば値崩れしない車であると言ってよいでしょう。
値崩れしない車は再販価値が高く長く乗っても高額で売れるので、車をコスパよく乗り継いでいくためには最も重要なポイントのひとつです。
では、そんな値崩れしない車にはどのような特徴があるのでしょうか?
まずはボディタイプに注目して見ていきましょう。
値崩れしない車のボディタイプ
残価率の高い車は、すなわち中古車で売れやすい車ということ。
したがって、流行の車種や中古車市場でも安定した需要のある車種であることが必須条件となります。
近年はSUVがそれに当たり、実際の残価率ランキングでも上位に多数ランクインしているのがSUVタイプの車です。
国内だけでなく世界的なトレンドなので輸出にも強く、5年落ち程度まではかなりの高値が期待できるでしょう。
また、アルファードを筆頭とするミニバンもファミリー層などからの根強い人気があります。
特に高価格帯のモデルは中古車需要が高いため、状態次第では新車並みの価格を維持するモデルもあるほど。
反対に、セダンやスポーツカーは現在のトレンドではなくユーザーが限定されるので、価値が落ちやすくなっています。
続いて、その他の値崩れしない車の特徴について詳しく解説していきましょう。
値崩れしない車の特徴
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海外でも人気の車種
日本だけでなく海外でも人気の車種は、値崩れの心配が少ないです。
特に、国産車は故障が少なく高品質であることから海外でも非常に高い信頼を得ており、古くても高く売れるケースが珍しくありません。
海外で売れる車の主な条件は以下の通り。
- ガソリンorディーゼル車
- 悪路走破性が高い
- 人気オプション付き
このような海外需要のある車は輸出ベースで買い取ってもらえるため、高価買取になりやすいでしょう。
需要が途切れないロングセラーの車種
根強いファンがいるロングセラーの車も、価値が下がりにくいとされています。
例えば、SUV全盛期の今でもスポーツカーやクーペは走りそのものを楽しむ方からの需要があり、限定的ではありますが一部車種で価格高騰が続いています。
代表的な車種にはインプレッサWRXやGT-Rなどが挙げられ、これらは既にプレミア価格のものも。資産価値としての役割も果たすため、今後も大きな値崩れはなさそうです。
稀少価値が高い車種
販売終了している人気車種や限定モデルの車も、値崩れしない車として知れています。
新車で売られていないとなると、購入方法としては中古車一択になりますよね。
そうすると需要は高まる一方になり、中古車価格は必然的にアップ。
トヨタのFJクルーザーやホンダS660などが良い例でしょう。
また、限定モデルは元々の販売台数が少ないので中古車市場での供給数も限られており、価値が保たれることに。
入手困難であるほど価値は下がりにくいため、新車価格超えで売却できる可能性もあるでしょう。
このような特徴や条件に当てはまる車が世間では「値崩れしない車」として認識されており、リセールは軒並み高い数字となっています。
それでは、ここからはそんな値崩れしない車をランキングでご紹介していきます。
今回は国産車編・外車編の2本立てで発表しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
値崩れしない車ランキング 国産車編
5年落ち残価率ランキング(2024年2月)
順位 | 車種 | 平均残価率(5年落ち) |
1 | トヨタ ランドクルーザー | 92% |
2 | ホンダ シビックタイプR | 82% |
3 | トヨタ ランドクルーザープラド | 77% |
4 | トヨタ FJクルーザー | 74% |
5 | スバル WRX STI | 72% |
6 | 日産 GT-R | 70% |
7 | レクサスRX | 67% |
8 | トヨタ アルファード | 66% |
8 | スズキ ジムニー | 66% |
ランキング1位は、日本のみならず世界的な人気のランクルです。
圧倒的な中古車需要で、5年落ちでもほぼ値崩れしないと言ってよいでしょう。
また、全体的にはSUV、ミニバンが高リセールの中、GT-Rやシビックといった趣味性の高い車種もランクインしています。
輸出に関しては多くの国が5年落ちまでで切っているので、このタイミングが一つの節目となるでしょう。値崩れ防止のためには、5年以内の売却が肝となりそうです。
【値崩れしない国産車からピックアップ!】
トヨタランドクルーザー
新車価格 | 510万円~ |
中古車買取相場 | 約500~2100万円 |
残価率 | 3年:94%
5年:92% |
国産SUVを代表する超人気車種のランドクルーザー。
その人気は中古車買取相場にも反映され、当年落ち残価率は170%と異次元のリセールとなっています。
その後、3年、5年落ち以上でも90%以上の値を保っており、値崩れしない車の筆頭として知られるモデルです。
また、旧モデルの100系は走行距離が売却額にそれほど影響しないことから、多く走っていても高く売れるという独特な特徴もあり。
新車は機会・金額ともにハードルが高いですが、購入できれば全てを打ち消すリターンがあるでしょう。
スズキ ジムニー
新車価格 | 178万円~ |
中古車買取相場 | 約220万円~ |
残価率 | 3年:102%
5年:66% |
スズキ ジムニーは、軽自動車でありながら優れた走破性を持つクロカンSUVとして長い間親しまれています。
どんなに古くても高値が期待できる珍しい車で、国産車で唯一年式に関係なく高価買取が可能な車種と言ってもよいでしょう。
この高値を支えているのはジムニーのコアなファン層で、幾度の世代交代があっても残価率にそれほど大きな影響は出ませんでした。
また、新車の納期が1年以上先と長いことで中古車ニーズが高まり、買取相場も押し上げられる形となっています。
値崩れしない車ランキング 外車編
5年落ち残価率ランキング(2024年2月)
順位 | 車種 | 平均残価率(5年落ち) |
1 | ランドローバー ディフェンダー | 83% |
2 | ジープ ラングラー | 77% |
3 | ベンツ Gクラス | 70% |
4 | ポルシェ ケイマン | 70% |
5 | ポルシェ ボクスター | 66% |
6 | ポルシェ911 | 60% |
7 | ジープ レネゲード | 59% |
外車は国産車に比べてリセールバリューが悪いとされていますが、車種によっては値崩れしにくいものもあります。
また、メーカーによってもリセールの傾向が異なるので、売却を視野に購入するなら価値が下がりにくいベンツやジープ、ポルシェ、その他超高級車メーカーといったあたりで選ぶのが良いでしょう。
【値崩れしない外車からピックアップ!】
ベンツ Gクラス
新車価格 | 1294万円~ |
中古車買取相場 | 約360万円~ |
残価率 | 3年:112%
5年:70% |
メルセデス・ベンツが展開する最高級SUVのGクラス。
人気が人気を呼び、今や簡単には手に入らない領域にやや達してしまっています。
元来の走破性に加えて、街乗りでの快適性も備えた現行モデルのリセールはとにかく別次元。新車購入が難しいこともあり、プレミア化しつつあります。
また、5年落ちでも高水準を維持と、外車ながら値崩れが少ない傾向です。
モデルチェンジがあった際の落差はそれなりにありますが、新車・中古車ともに買える人は買って損のない外車で間違いないでしょう。
ジープ ラングラー
新車価格 | 870万円~ |
中古車買取相場 | 約360万円~ |
残価率 | 5年:110%
3年:77% |
頑健な魅力が人気のジープ ラングラーは、フルモデルチェンジしても崩れない絶妙な需給バランスで高リセールとなっています。
昨今のタマ不足の影響もあり残価率はどんどん上昇中で、5年落ちだとGクラスを凌ぐほど。
特にアンリミテッド(5ドア)のリセールは国産車・外車両方でもトップクラスです。
はずれのグレードという概念もなく、色もオプションもリセールにほぼ影響しない素材の強さと安定感は右に出るものがいないでしょう。
さて、ここまでは値崩れしない車ランキングをご紹介してきました。
このような車を購入できれば、その後経済的に車を乗り継いでいくことも可能になるわけですが、最高のリセールで手放すにはもう一工夫したいところです。
そこで最後に車の価値を下げずに売却するコツを2点お伝えしますので、ぜひ押さえておきましょう。
値崩れしない車をより高く売却するコツ
定期的なメンテナンス
値崩れしない車でも、整備不足は評価の低下を招きます。
普段の手入れや定期的な点検で車の損耗を予防することもできるので、欠かさず行うように心がけましょう。
また、車は適切な距離乗ることも大切です。
低走行及び過走行は避け、「1年1万キロ」を目安に使用するのがベストでしょう。
信頼できる中古車買取業者に売却する
値崩れしない車の売却先は、中古車買取業者がおすすめです。
ディーラーはあくまでも新車の販売が目的なので買取に特化していません。
そのため、中古車相場よりもかなり低い額になってしまうことも多いです。
一方、中古車買取業者は豊富な再販ルートを持ち、幅広い車種で高価買取が期待できます。
なお、Firstは少数精鋭のため中間マージンを一切頂かずに全てお客様に還元しています。
それにより高額査定が可能となっておりますので、車の売却を検討されている方はぜひご相談ください。
おわりに
さて、今回は「値崩れしない車ランキングを発表!価値が下がりにくい車の特徴&高く売るコツも解説いたします!」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか?
車の価値は一定期間で落ちていくのが普通ですが、中には値崩れしない車というのが存在します。
平均的な残価率から見ると3年で80%、5年で70%前後の車がそれに該当するでしょう。
値崩れしない車の特徴としては、
- 海外でも人気の車種
- 需要が途切れないロングセラーの車種
- 稀少価値が高い車種
といったものがあり、今後も大きく価値が下がる可能性は低いと言えます。
車をお得に乗り継いでいきたい方は、本記事のランキングや売却のコツを参考に車選び・乗り換えをしてみてはいかがでしょうか。
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お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。