中古の外車はやめた方がいいのはなぜ?購入時の注意点や選び方のコツ、おすすめ車種まで徹底解説いたします!
2024 / 2 / 8 (Thu)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
お近くにお越しの際は、お立ち寄りください。
さて、ブランド独自の哲学が落とし込まれた車作りで、国産車とは一線を画する存在である外車。
洗練されたデザインやスケールの大きさといった魅力満載で、ぜひとも一度は乗ってみたいものですよね。
近年は昔に比べて販売台数が増加し、憧れの外車が身近に感じられるようになりました。
その一方で、外車はもともと高価なモデルが多い上に新車価格が高騰傾向にあるため、購入を諦める方も多いようです。
そんな時に味方となるのが、中古の外車でしょう。
新車だと高い外車も中古車になると価格がグッと下がり、一気に手が届きやすくなります。
ただし、「中古の外車はやめた方がいい」という声があるようにリスクがあるのも事実ですので、選び方には細心の注意が必要です。
今回は、中古の外車が持つリスクや選ぶ際の注意点を解説し、おすすめの車種をご紹介いたします。
ぜひ最後までご覧ください。
それでははじめに、中古の外車の購入先について種類別に見ていきましょう。
中古の外車の種類は?
外車は「正規輸入車」と「並行輸入車」があり、それぞれ独自の特徴を持っています。
正規輸入車(認定中古車)
正規輸入車は外車メーカーから正式に認定された輸入代理店(インポーター)を介して輸入され、正規の販売店(ディーラー)で販売されている車を指します。
正規ディーラーで扱われている外車は「認定車」と呼ばれ、その中古車は「認定中古車」と呼ばれています。
正規というだけあって充実のサポート体制が敷かれている点が最大のメリットです。
ただし、日本向けのラインナップが限定されることも多く、細部の装備までこだわりたい方は物足りなさを感じるかもしれません。
並行輸入車
並行輸入車とは、海外で生産されている車を一般の輸入業者や個人が輸入し、販売される車のこと。中古車の場合は、主に中古車販売店で購入できます。
正規輸入車よりも車種が多い傾向があり、価格も安く抑えられているのが特徴で、探し方が良ければ状態の良い高コスパな外車を見つけることもできるでしょう。
いずれの場合でも安く購入できるのが一番のメリットで、外車は国産車よりも新車との価格差が大きくなるのでお得と言えます。
また、すでに販売終了しているモデルや稀少な外車に乗りたい方にとっては、中古の外車から見つけ出せるという宝探し的要素も魅力的に感じられるでしょう。
ただし、そんな中古外車にはトラブルが起こりやすい一面もあり、「やめた方がいい」という声もチラホラ聞こえます。
では、中古外車にはどんなリスクがあるのでしょうか?
次のところで見ていきましょう。
中古外車がやめた方がいいのはなぜ?リスクを解説
故障した際の修理費用が高い
中古外車は、万が一故障した際の修理費用が割高になるリスクがあります。
国産車と比べて、多くの部品で修理費用が倍近くかかってしまう外車。なぜこんなに高額になるのかというと、そもそも外車の部品は本国からの輸入が多く割高であること、外車修理の工賃が高めに設定されていることが挙げられます。
また、並行輸入車は整備自体を断られるケースや店舗が遠くすぐに対応できないなど、費用面以外のデメリットも。
緊急時に高額な費用が発生し、そもそも修理が可能かどうかも分からない不安は、国産中古車よりも大きくなってしまうでしょう。
維持費が高い
外車は基本的にハイオクなので、ガソリン代が割高になりやすいとされています。
また、低年式の中古外車は燃費が悪いものも多く存在し、2010年以前のモデルでは10km/L程度しか走らないこともざらにあるほど。
当時の国産車の場合、15~20kmは走るものが多いです。
さらに、外車は車検費用も高いと言われており、国産車と比べて2~3割程度高くなります。
そうすると、新車より安く購入できても維持することができず、すぐに買い替えなければならない可能性も出てくるかもしれません。
リセールが悪い
新車が高い外車はリセールが良いかと思いきや、意外にも国産車を下回ることが多いです。
人気車種においては新車価格を上回ることもある一方で、3年落ちで半額以下まで値落ちするモデルもあるほど値崩れが大きいのが外車。
その要因には、中古外車への需要が限定されることが大きく関係しています。
購入時に値下がりしていると嬉しいですが、その分手放す時の売却金額には期待できず、損と感じてしまうこともあるでしょう。
このような理由から、中古外車はやめた方がいいと言われることがあります。
ただ、国産車にはない魅力を持つ外車を手頃な価格でチャンスがあるなら買う価値は十分にあり。
選び方のポイントを押さえれば、購入後も長く乗ることが可能です。
中古外車は選び方が重要!ポイントを解説
中古外車を選ぶ時に重要なポイントは以下の通りです。
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それぞれ詳しく見ていきましょう。
認定中古車or中古輸入車
前述した通り、認定中古車と中古輸入車にはそれぞれ特徴があります。
単純に価格の問題なら専業店で中古輸入車を購入する方が安く済むでしょう。しかし、車は後々のメンテナンスも必要。
認定中古車は整備が済んでいるため、最初の車検で多額の費用がかかることはほとんどありません。
一方、専業店で購入する場合は、消耗品の交換が発生で費用が膨らみ、最終的には車を乗り換えるというケースが多く見られます。
そのため、特に初心者は認定中古車で選ぶのがおすすめです。
レアな車種やこだわって探したいという方は信頼できる中古車販売店探しから始めてみましょう。
ワンオーナーがベスト
ワンオーナーとは、複数のオーナーを経由せず一人のオーナーが所有して初めて中古車市場に出回った中古車のことです。
ワンオーナーの中古車は使用状況やメンテンナンスの履歴が分かりやすく、車の状態が見極めやすいというメリットがあります。
高品質の中古外車が欲しければ、最優先で絞っていきたい項目です。
また、使用年数や走行距離が短ければさらに状態が良い可能性が高いので、できれば3万キロ未満~長くても5万キロまでのものがおすすめです。
保証の有無
中古外車を購入する際は、信頼できる販売店選びとともに保証内容の充実度についても確認しておきましょう。
中古外車の故障リスクを考えると、保証が無い車は絶対にNG。
具体的な保証内容は販売店によって異なり、認定中古車であれば2年前後が平均です。
将来的な故障リスクを考えると、ある程度保証期間が長く設定されているものを選ぶのがベストでしょう。
車の仕様を確認
車は製造された国によって仕様が異なるので、国産車との違いを理解しておきましょう。
最も分かりやすい仕様の違いは、ハンドルの位置です。
外車といえば左ハンドルですが、日本での使い勝手を考慮して右ハンドル仕様になっているものも多いです。
しかし、無理矢理仕様変更しているケースも多々見られ、機能性や操作性が損なわれている可能性もあるので注意しましょう。
仕様によって車の使い方はもちろんのこと、保管場所や運転環境、その他さまざまな影響を考えて管理の方法まで考えるようにしてみてくださいね。
試乗は必須
店舗でお目当ての中古外車を見つけることができたら、必ず試乗しましょう。
見た目だけでは分からない不具合を購入前に発見でき、トラブル予防にも繋がります。
試乗でのチェックポイントは次の通り。
- 異音の有無
- まっすぐ走るか
- ブレーキが効くか
- 可動部に違和感がないか
- オイル漏れがないか
これらの項目で1つでも当てはまるものがあれば、店舗に伝えて対応を伺いましょう。
もし対応不可の場合、お買い得な中古車であっても後々費用がかかるので避けるべきです。
格安の中古外車には要注意
中古外車が驚くほど安い価格で販売されている場合、何らかの理由が隠れている可能性があります。
特に注意すべきは修復歴車や水没車で、こられはいつどのような形で不具合が起こるか分からず非常に危険です。
どれだけ安くとも車は安全に乗れることが第一なので、安さだけにこだわりすぎないようにしましょう。
さて、ここまでは中古外車の注意点や選び方のポイントを解説してきました。
ここからは今おすすめの中古外車をご紹介していきますので、選ぶ際の参考にしてみてください。
おすすめの中古外車をご紹介
フォルクスワーゲン T-Cross
2020年にデビューしたフォルクスワーゲン最小SUV「T-Cross」は、以降輸入SUV販売台数トップを維持する大人気モデルです。
人気の秘密は、コンパクトSUVでありながら1クラス上に匹敵する荷室容量と、安全性、走行性の高さにあります。
比較的新しいモデルですが、中古車市場には手頃な価格のT-Crossも出回り始めているので、街乗りメインの方には非常におすすめ。
どれだけ古くてもまだ4年落ちなので、状態がよい車両が多いでしょう。
新車価格 | 321万円~ |
中古車価格帯 | 169~378万円 |
カタログ燃費 | 19.3km/L |
MINI ミニ
ミニは2016年から7年連続で外車新車登録数第一位と、揺るぎない地位を確立しています。
現行型は2014年に登場し、5ドアモデルが追加。ボディータイプの選択肢が多いことが特徴です。
売れ筋はミニらしさを残しながら実用性を向上させた3ドアや5ドアで、中古車選びも現行型が中心となるでしょう。
新車価格 | 315万円~ |
中古車価格帯 | 49.8~630万円 |
カタログ燃費 | 14.5~24.2km/L |
ジープ レネゲード
ジープが販売するコンパクトSUV「レネゲード」は、フィアット500Xとプラットフォームをしていて、ジープでありながらイタリアの香りを感じるモデルです。
小回りの利く都会的なスタイルかつ軽快でパワフルな走りで、街乗り・アウトドアどちらでも活躍すること間違いなし。
中古車の価格も落ちてきており、5年落ちなら250万円以下で購入できるものが出ています。
新車価格 | 435万円~ |
中古車価格帯 | 80~542万円 |
カタログ燃費 | 14.3km/L |
メルセデス・ベンツ Cクラス
メルセデス・ベンツのCクラスは「Dセグメント」といわれるカテゴリーのセダンで、世界中のメーカーがお手本とするモデルです。
現行型は2021年にフルモデルチェンジされた5代目で、クラストップの上質感とSクラスに匹敵する先進装備が搭載されています。
まだまだ新しいモデルで中古車でも新車並みの価格となってしまうため、先代の4代目モデルが狙い目。予算が許すのであれば後期型のディーゼル車がよいでしょう。
新車価格 | 654万円~ |
中古車価格帯 | 248~2240万円 |
カタログ燃費 | 14.5km/L |
ここまで解説したように、中古外車はきちんと選べば素敵なモデルをお得に購入することができます。
認定中古車であれば一定の品質が担保されていますが、車種は限られており、もっと広く車選びがしたいという方もいらっしゃるでしょう。
そんな時はぜひFirstまでご相談ください。
品質のよい中古外車はFirstで!
中古車販売店は年式や車種の取り扱いが幅広い一方で、管理や保証については店舗によって大きく差が開くのが実情です。
そんな中、Firstは車選びから購入後まで万全のフォロー体制を敷いており、管理が行き届いた品質のよい外車が揃っているので、安心してご利用いただけます。
現在はメルセデスベンツ新型のW206シリーズやその下のW205など大人気のベンツCクラスを幅広く取り扱っています。
また、それ以外の外車についても取り揃えを強化しているところです。
流行り物から定番ラインナップまでFirstは何でも対応できますので、お気軽にお問い合わせください。
おわりに
さて、今回は「中古の外車はやめた方がいいのはなぜ?購入時の注意点や選び方のコツ、おすすめ車種まで徹底解説いたします!」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか?
中古外車は故障時の修理費用や維持費が高額であること、リセールが悪いなどのデメリットからやめた方がいいと言われています。
一方で、価格面のメリットやこだわりの一台に出会える魅力は中古外車ならでは。
メリットを最大限に活かし安心して中古外車に乗れるよう、購入時には保証内容の確認や試乗、事前の適正価格の把握などを行い、高品質な中古外車を見極めましょう。
今回の記事を参考に、素敵な中古外車をお得に手に入れてくださいね!
そんな中、Firstは外車・高級車を専門に買取や販売を行っております。
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お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。