今クラシックカー業界で話題沸騰のヤングタイマーとは何?どこよりもわかりやすく徹底解説していきます!
2024 / 1 / 26 (Fri)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
さて、本日はヤングタイマー車について話をして行きたいと思いますが、ネオクラ担当のTOSHIが書かせて頂きます。
「昔の車を古着感覚で」がモットー。ネオクラシックカーを世の中に広げて行きたい人間です。
そのためネオクラについての有益な情報をバンバン公開して行きますので引き続きよろしくお願い致します。
さてさて、それでは本題に入って行きますね。
ここ数年でものすごく話題性が高まっているヤングタイマーをご存知でしょうか?
ヤングタイマーとは今から30年程前1980年代から2000年代ごろのクルマを指すワードです。
反対に、戦前戦後のヴィンテージカーやクラシックカーと呼ばれる希少性の高いクルマや、1970年代以前のものをまとめて称する「オールドタイマー」という呼び名もあります。
色々と解釈はあるのですが、わたし的にはこれが一番正しい気がします。
簡単に言うと、オールドタイマーの対義語として作られた定義だからヤングタイマーとなります。
そしてこのヤングタイマーが20代の若い世代から40代、50代と大人気なのです。
その理由が気になってしまいますよね?
今回はこのネオクラシックカーにカテゴライズされるヤングタイマーについて深掘りして解説をして行きたいと思います。
記事を読み終わる頃には、ヤングタイマー車が欲しくなってしまうかもしれないので気をつけて下さい。
それでは早速始めて行きますが、今どうしてヤングタイマーが人気があるのかについてまずは見ていきたいと思います。
ヤングタイマーはなぜ人気があるのか?
前述しましたが、ヤングタイマー車は80年代や90年代のデザインやテクノロジーを持つクラシックカーです。
そんな中、若い世代でも昔の時代への興味や思い入れがあり、それがクラシックカー(ヤングタイマー)への関心に繋がっています。
例えば、社会人になってクルマが欲しいなと思ったとします。
その時に、子どもの頃好きだったスポーツカーは値上がりしているからとてもじゃないけど買えない。
だから現行車に目を向けてみたものの何だかグッとくるものがない。
そんな時、1990年代のクルマに目が留まり、子どもの頃の記憶が蘇って今見ると逆に新鮮でかっこいいと感じてしまった。
それがまさにヤングタイマーといった感じです。
こういった子供の頃の憧れから来るもの以外にも、ヤングタイマーが人気がある理由が幾つかあるのでご紹介をしていきます。
購入価格が手頃
ヤングタイマーに似たような車でネオクラシックカーと呼ばれるものがあります。
これは古典的なデザインや様式を現代の技術で再現した車両を指し、主に高級車や限定生産車などのカテゴリーに入ります。
そのため車はとても魅力的でかっこいいけれどお値段が高めなので注意が必要です。
反対に、ヤングタイマーは一般的に中古市場で手頃な価格で入手できるため、クラシックカーを手に入れる敷居が低くなります。
特に貯金があまりない若い世代にとって、手軽に所有できることが大きな魅力となっている。
20代〜30代の若者にヤングタイマーが絶大な人気を誇るのはその点が大きいかもしれないですね。
クラシックカー人気の再燃
クラシックカー(ヤングタイマー)の人気は、映画やテレビ番組、ソーシャルメディアなどを通じて広く知られています。
これらのメディアがヤングタイマーを取り上げることで、新しい層の愛好者が増えているのが現状なのです。
またこのクラシックカー人気はYoutubeなどの動画再生回数の伸びを見ても顕著です。
ヤングタイマー関連の動画再生回数は毎年伸びているから、多くのユーチューバーが動画のネタに使うようになりました。
その結果、幅広い世代がクラシックカーに注目をして、現行車ではなくクラシックカーという選択をしている傾向があります。
こういった傾向は2024年以降も続くと思われますので、今後も益々ヤングタイマーは人気を博すことでしょう。
DIYカルチャーにハマってしまう
DIY(ディーアイワイ)とは英語の「Do It Yourself(ドゥ イット ユアセルフ)」の略で、直訳すると「自分自身でやる」です。
専門家ではない人が自分の力で小物や家具を作ったり、壁紙や床の修繕・張り替えを行ったりするなどの活動のことを指します。
つまりDIYを車で置き換えると、自分で車のメンテナンスや修理を行うこと。
ヤングタイマーの所有者は、このDIYカルチャーに参加することが一般的なため愛車の手入れを自分で行います。
これは車の所有者が愛車に深い関わりを持ち、車両を理解することにも繋がるし、車を大事にすることにも繋がるからとてもGOOD。
その結果、所有者はますますヤングタイマーの世界にどっぷりハマってしまい旧車が恋人のようになってしまうでしょう。
このような流れはヤングタイマー界隈ではよくある話なのでぜひ参考にして頂けたらと思います。
それでは次のところでヤングタイマーに乗る人の特徴について話をしていきます。
ヤングタイマーに合った人
手入れや修理が好きな人
通常のケースだと車のメンテナンスは自分ではなく、修理工場やディーラーに任せて自分は車に乗るだけというパターンが多いです。
でもヤングタイマーのオーナーは自分でDIYをするケースが多いかもしれません。
その理由は、ヤングタイマーオーナーの中には、80年代や90年代の懐かしい時代や車種に対するノスタルジアを感じる人が多いです。
当時の車両や文化に思い入れを強く持っていると愛車に対して自分で出来ることはやってあげたいという思ってしまう。
こういった思い込みがこみ上げてきて、DIYがライフスタイルの定着となってしまうのかもしれません。
最近の車に興味がない人
ヤングタイマーに乗る人は、最新の車両にはない独自の魅力や特徴に惹かれています。
独自のものをわかりやすく言うと、最近の車両は丸みを帯びていますが、ヤングタイマーは角味を帯びている感じです。
そんな独自性に惹かれる人たちの中で20代から30代の若い世代が多いのが特徴かもしれません。
若い世代は新しい車にはないユニークなデザインや個性を重視している人もいるし、そもそも車自体に興味がない人がいます。
また若い世代にとって車が高過ぎるということはかなりの問題です。
そんな中、ヤングタイマーは金銭的に厳しい世代のニーズを満たしていることは大きな強みだと思う。
子供の頃に憧れていた、よく見かけたカクカクしたカッコイイ車が格安の値段で手に入るのだからそれはたまりません。
周りを見渡しても現行車が多い中で、ヤングタイマーに乗っていれば目立つしモテていまうかもしれない。
そのような淡い期待やニーズに合った背景から、最近の車に興味がない人でもヤングタイマー車は好まれる傾向にあるようですね。
イベント好きな人
大規模なヤングタイマーフェスティバルというものが各地で開催されています。
多くのヤングタイマーオーナーが一堂に会し、車両のディスプレイやショップ、エンターテインメントなどそれぞれを楽しむことが出来る。
クラシックカーファンや自動車メディアも注目する大会もあるため、一大イベントと言っても過言ではなさそうです。
そういったイベントに興味がある人がヤングタイマーを好む傾向にあります。
一方で、ヤングタイマーカーショーやラリーといったものもあります。
ヤングタイマーをメインに展示し、オーナーたちが自分の車を披露できるカーショーであり、これらのイベントでは懐かしい車種やユニークな改造車が注目される。
またヤングタイマー愛好者が一定のルートをドライブし、景色を楽しんだり、他のオーナーたちと交流するラリーイベントもあったりもする。
とにかくヤングタイマーに関するイベントが定期的に各地で行われているためイベント付きな人はヤングタイマーを好む傾向にあることを覚えておいて下さい。
それではここからはヤングタイマーに代表される車種を幾つかご紹介していきます。
ヤングタイマー車種紹介
ランドクルーザー
通称ランクルと言われるSUV車ですが、特に80シリーズや90シリーズなど、1980年代から1990年代にかけて製造されたモデルがヤングタイマーとして非常に人気があります。
これらのモデルは頑丈でオフロード性能が高く、モダンクラシックの要素を持っていることが特徴です。
また幅広い層から支持されていますので、ランドクルーザーは新車もヤングタイマーも絶大な人気はこれからも続いていくと思います。
ボルボ
ボルボは様々な年代においてヤングタイマーの中で注目される車種を生み出しています。
例えば、ボルボ240シリーズや850シリーズがその一部です。これらの車両は安全性や実用性、ボクシーなデザインなどが魅力とされ、クラシックカー愛好者によく愛されてる。
個人的にもボルボシリーズは大変お勧めだと思いますのでヤングタイマーに興味がある人はぜひ検討してみて下さい。
メルセデスベンツEクラス
1980年代から1990年代初頭にかけて製造されたモデルが、ヤングタイマー愛好者によく愛されています。
メルセデス・ベンツのW124は、1980年代から1990年代初頭にかけて製造されたEクラスの車両で、堅牢で高級感あるデザインが特徴です。
セダン、クーペ、ワゴンなどバリエーションが豊富で、中でもワゴン(S124)は特に人気があります。
またメルセデスベンツSクラスのW126は1979年から1991年まで製造されたモデルで、高級感と安全性が特徴です。
特に560 SELなどのV8エンジン搭載モデルは注目を集めていますのでぜひチェックをしてみて下さい。
日産セドリック
特に1980年代から1990年代初頭にかけて製造されたモデルが、ヤングタイマーの魅力を持っていると言われている。
セドリックは主に日本国内市場向けに製造されたセダンで、クラシックカーファンにとってそのデザインや特徴が魅力となっていることも特徴。
また1987年から1991年まで製造されたY31型(8代目)は、日本の高級車市場で一定の成功を収めました。
流線型のデザインや、時代のハイテクな要素を取り入れたモデルが多く、そのクラシックな魅力が評価されています。
フォルクスワーゲン
1980年代から1990年代初頭にかけて製造されたいくつかのモデルが、ヤングタイマー愛好者によって重要視されています。
特に1983年から1992年まで製造されたフォルクスワーゲンゴルフ Mk2は、コンパクトカーとして知られ、GTIモデルがスポーティで人気を博しました。
クラシックなホットハッチの代表的なモデルとして、ヤングタイマー愛好者に人気です。
フォルクスワーゲンカブリオレ Mk1についてはゴルフ Mk1をベースにしたオープンカーで、可愛らしいデザインとオープンエアの楽しさが魅力。
愛好者が多いモデルでもありますのでこれについてもぜひチェックしてみて下さい。
終わりに
さて、今回は今クラシックカー業界で話題のヤングタイマーについて解説をしてきましたがいかがだったでしょうか?
コロナ禍から日本経済は冷え込んでいると言っても過言ではないと思います。
そのため出来るだけお金を使わないようなライフスタイルを多くの人がとっているような感じがしてしまいます。
そんな中、車を所有することは若者を中心として贅沢と捉えているといったデータがあるため、これに関しても非常に悪い傾向です。
一方で、今回ご紹介したヤングタイマーというモデルは20代から30代の若者を中心に非常に人気が出てきています。
まさに若い世代が古着を着る感覚でヤングタイマーを愛好している。
その理由は、自分が好きなヤングタイマー車にお金をかける。つまり生きがいを見つけた人たちが増えているからです。
これについて、私はとても嬉しく思います。
ヤングタイマーとはそれだけ人々を熱狂させてやまないものなのです。
そのことを理解して頂き、ぜひヤングタイマーを所有することを検討して頂けたらと思います。
さて、Firstには今回ご紹介したヤングタイマーおすすめ車種以外にもたくさんのクラシックカーがございます。
それら車種なんでもFirstはお取り寄せ可能です。
豊富な実績と強力なネットワークで希望に沿った一台をご提案させて頂きますので、ヤングタイマーを検討している方はぜひご相談ください。
お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。