中古のBMWは買ってはいけないって本当?購入時の注意点やおすすめの車種について詳しく解説いたします!
2024 / 1 / 19 (Fri)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
さて、輸入車の中でも高級かつスポーティーなイメージで人気のあるBMW。
日本での新車販売台数は常に上位となっており、幅広い層から愛されているメーカーです。
中古車でもその人気は健在で、豊富な流通量から自分好みの一台が見つけやすくなっています。
しかし、口コミなどを調べてみると「中古BMWは買ってはいけない」という意見も少なくありません。
一体、中古のBMWにはどのようなリスクがあるのでしょうか?
本記事では、中古BMWを購入する際に知っておくべき欠点や注意点、そして購入時のチェックポイントやおすすめ車種などを詳しく解説していきます。
中古BMWの購入を検討している方や所有している方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
それでは初めに、BMWの基本情報からおさらいしていきましょう。
BMWの基本情報
BMWの創業地はドイツのバイエルン州ミュンヘン郊外で、当初は航空機用エンジンを中心に様々なエンジンを製造していました。
1922年には自動車・オートバイの開発がスタート。
2度の大戦により長く厳しい時代がありましたが、1961年に「BMW1500」を発表したことで転機を迎え、今日のBMWへと発展してきた歴史があります。
日本では1981年にBMW JAPANが設立。
傘下のカーブランドには、「MINI」「ロールスロイス」を所有し、世界を代表する自動車メーカーとして君臨しています。
そんなBMWの魅力は圧倒的な走行性能と洗練されたデザイン、そして豊富なラインナップでしょう。
輸入車としては手頃な価格帯のコンパクトカーからこだわりの高級セダン、オープンカーまで揃っており、あらゆるニーズに応えてくれる頼もしさがあります。
そのため新車だけでなく中古車の人気も高いBMWですが、なぜ買ってはいけないと言われているのでしょうか?
中古のBMWは買ってはいけない?その理由とは
BMWの車は完成度が高い一方で、中古になるといくつかの欠点が購入後のリスクとなり得ます。
主な懸念点について以下で解説していきます。
中古のBMWは故障が多い
輸入車の故障が国産車と比べて多いのは事実です。
その中でもBMWは故障しやすいとされており、古い中古車ではその傾向が顕著となっています。
中古のBMWでよく見られる故障は以下の通り。
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特に樹脂やオイルシールなどのゴム製品は日本の環境に適さない品質で、オイル漏れはかなりの確率で発生しているようです。
また、走行性を重視するBMWの車は街乗り仕様の車よりも車体に負担がかかりやすく、走行関係の部品の故障も多くなっています。
長く乗るほど負荷も大きくなるので、中古だとさらにトラブルが生じやすいのでしょう。
メンテナンス費用が高い
中古のBMWを買ってはいけないと言われる理由の2つ目は、メンテナンス費用が高額であることです。
そもそも輸入車は輸送費が上乗せされるため部品単価が高く、専門性を要することから整備工賃も高めに設定されているのが一般的。
以下で実際の修理費用相場について、BMWと国産車の比較をご覧ください。
修理内容 | BMW | 国産車 |
オイル漏れ | 3万5千円~(4気筒エンジン) | 1万円前後 |
ウォーターポンプ交換 | 4~10万円程度 | 1~2万円 |
オイル漏れに関しては、6気筒エンジンだともう少し上がる可能性もあるでしょう。
ここだけを見ても、メンテナンス費用は国産車と比べて2、3倍はかかると覚悟しておいた方がよさそうです。
特に中古車は新車よりも不具合が起こりやすいので、その費用が想像以上にかさんでしまうかもしれません。
リセールが低い
BMWは人気に反してリセールが低いことが知られています。
その要因には上記の故障リスクに加え、中古車市場への供給量の多さや新車値引き額の大きさが考えられるでしょう。
新車購入3年で半額以下の価格になるケースも珍しくなく、BMWは長く乗るほど価値の減少が激しいと言えます。
したがって、中古車で購入する場合はすでに価値が落ち切っている可能性も考えられ、高級車といえどもリセールについてはあまり期待できません。
この点は、お得に車を乗り継いでいきたいという方にとってかなり手痛い欠点となるでしょう。
もちろん中古BMW全てが買ってはいけないわけではありませんが、上記のように一定のリスクがあるため、車は慎重に選ぶ必要があります。
購入時に意識すべき注意点について、次のところで解説していきましょう。
中古BMW購入時の注意点
保証期間を確認する
中古BMWを購入するにあたって非常に重要なのが、十分な保証期間があるかどうかです。
基本的に新車には3~5年のメーカー保証が付帯していますが、中古車の場合その保証が切れていることが多いです。
その状態で故障やトラブルが起きると修理費用が全額実費となるため、負担は大きくなってしまうでしょう。
販売店によっては中古でも新たに保証が付帯できる所もあるので、購入前に残期間や新規保証の有無について確認するようにしてください。
認定中古車だと安心
中古車の中でも認定中古車は信頼度が高くおすすめです。
認定中古車は第三者機関の厳しい審査を通過しており、一定の品質が保証されています。
BMWの認定中古車は、最長4年間の安心保障や徹底した納品前点検、24時間365日の緊急対応可能など、新車並みに手厚い体制が取られています。
特に、中古BMWを初めて購入する方で販売店や車両の見極めが難しい場合は、認定中古車に絞って探してみるとよいでしょう。
また、中古のBMWを購入する際には車種選びもポイントになってきます。
中には買ってはいけないとされる車種もあるので、希望と照らし合わせながらご覧ください。
中古BMWで買ってはいけない車種とその理由
7シリーズ
中古車市場でよく見かける7シリーズは、新車価格が1500万円を超える超高級車。
BMWは高級車ほど値落ちが激しいので、憧れの車が手に届くということで選ぶ方が多いモデルです。
ただ、高額モデルゆえにBMWでも特に維持費が高い傾向にあり、経済的に余裕がある方のみ推奨と言えるでしょう。
カブリオレ
BMWのカブリオレは解放感があり、非常に人気です。
しかし、電動のハードトップは故障が多く報告されており、修理費用が50万円を超えるケースも。
このリスクを背景に、中古車相場は比較的安価になっているとも言われています。
長期間トラブルなく使用するには頻繁なメンテナンスが欠かせず、その時間的・経済的負担を考えると慎重な検討が必要でしょう。
また、中古BMWで「低年式・過走行車」は車種に限らず買ってはいけないとされています。
低年式・過走行車
どんな車も古くなるごと・走行距離が伸びるごとに劣化していきます。
BMWも例外ではなく、見た目以上に内部が傷んでいるということもあるでしょう。
古い中古車は複数のオーナーを経ていることも多く、メンテナンスの履歴が追えない可能性も。その場合、車両の正確なコンディションが掴めず、購入後すぐに修理が必要になるかもしれません。
加えて、過走行の中古BMWも買ってはいけない車の一つです。
年数に対して走りすぎている車は、エンジンに負荷がかかり消耗が進んでいます。
このような車は相場よりも安く販売されていますが、安物買いの銭失いになりかねないので避けるのが無難でしょう。
反対に、中古BMWでも安心して乗れるおすすめの車種もあります。
ご紹介するような車種を選べば、コスパよく快適なカーライフを楽しむことができるので、参考にしてみてくださいね。
中古BMWのおすすめ車種
SUVシリーズ
世界的なSUV人気はBMWにも波及しており、新たな顧客層を獲得するために開発された「Xシリーズ」は好調な売れ行きとなっています。
中でもX4、X1シリーズは実用性に加えてリセールも比較的良好なので、後々の売却を考えているなら選んで損はありません。
BMW X4
新車価格 | 852万円~ |
中古車買取相場(5年落ち) | 289~351万円 |
BMWの主力モデル「BMW X3」をベースに、クーペデザインを採用した流線形のボディーが目を惹く一台。
SUVとは思えない加速力を誇り、スポーティーかつエレガントな雰囲気を放つ外車とし国内でも高い人気を集めています。
安全性能も評価されており、ユーロNCAPにおいて5つ星を獲得しているのも魅力の一つです。
中古だと300万円台がベースで、5年落ちまでは30%のリセールとなっています。
したがって、3年落ち未満の中古車を購入して2年程度で手放すのが最もコスパの良い乗り方でしょう。
BMW X1
新車価格 | 586万円~ |
中古車買取相場(5年落ち) | 110~350万円 |
日本の道路環境でも取り回しがしやすいコンパクトなサイズ感が魅力のBMW X1。
2023年に発表された新型は大幅なデジタル化が行われ、BMWスモール・コンパクト・セグメント初の電気自動車がラインナップされたのが注目ポイントです。
コンパクトながら室内は開放感ある広々とした作りで、長距離ドライブも快適にこなすことができるでしょう。
中古車市場におけるタマ数はまだ少ないので、一つ前の2代目がおすすめ。
流通数が多いので良好な状態の車両も揃っているので、高年式のものから絞って探すのが良いでしょう。
1シリーズ
新車価格 | 398万円~ |
中古車買取相場(5年落ち) | 105~290万円 |
BMWのエントリーシリーズとして知名度の高い3シリーズをコンパクトにまとめたのがBMW1シリーズ。
2019年に発売された第3世代は「コンパクトモデル」と称されながらも、BMWらしい鮮やかなラインなどは活かされた走りの基本を堪能できる車となっています。
また、Msportモデルならサイドサポートのついたシートを搭載しており、ドライバーと同乗者両方の安全を守る役割を果たします。
中古車での狙い目は、2代目後期モデル。
FRならではの走りはBMWファンにとって見逃せないポイントで、走行距離の短い車両も比較的多く残っています。
選択肢の多さから、「118i」「118d」がより万人向けでしょうか。
価格帯も100万円前後からとお得に購入できるので、好みのグレードで状態の良いものを探してみてください。
さて、ここまでご紹介したように中古のBMWには良し悪しがあり、費用面から買ってはいけないとされるモデルもあります。
外車の中古車という特性上どうしても個体間の品質の差は大きく、選び方を知っていても悩んでしまう方もいらっしゃるでしょう。
そんな方は、BMWの中古車に強いプロの意見を聞いてみるのがおすすめです。
中古外車やBMWの購入は、Firstまでご相談ください。
信頼できる販売店選びも重要!中古BMWならFirstにお任せ
BMWの中古車は、予算に限りがあっても購入できる車が多く揃っています。
年式や車種も幅広く状態の良い車がある一方で、取扱いには専門性が必要とされるので、購入先は慎重に選ぶようにしましょう。
Firstは品質の良い中古車を揃えており、豊富な知識を持つスタッフが車選びから購入後のカーライフ全般まで手厚くフォローしています。
現在はメルセデスベンツCクラスやBMWなどの外車をメインに、取り揃えを強化している所です。
流行物から定番ラインナップまでFirstは何でも対応できますので、お気軽にお問い合わせください。
おわりに
さて、今回は「中古のBMWは買ってはいけないって本当?購入時の注意点やおすすめの車種について詳しく解説いたします!」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか?
BMWは国内人気が非常に高い一方で、中古車は買ってはいけないと言われることがあります。
その理由は、主に以下の3点が考えられるでしょう。
- 故障が多い
- メンテナンス費用が高い
- リセールが低い
このようなデメリットをカバーするには、購入時の保証内容の確認は欠かせません。
また、認定中古車から選べば質の悪い車両に当たるリスクを軽減することが可能です。
さらに、あらかじめ故障リスクの高いモデルや修理費用が高額なモデルを避けると、中古車でも長く乗ることができるでしょう。
今回ご紹介したおすすめ車種も参考に、長く愛用できる中古BMWを探してみてくださいね。
そんな中、Firstは外車・高級車を専門に買取及び販売を行っております。
豊富な実績と強力なネットワークで希望に沿った一台をご提案させていただきますので、中古のBMWを検討している方はぜひご相談ください。
お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。