長く乗れる外車の選び方を詳しく解説!長持ちの秘訣やおすすめ車種もご紹介いたします!
2024 / 1 / 14 (Sun)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
さて、国産車にはないデザインや高い走行性などで人気を集めている外車。
各メーカーが独自の強みを生かした車作りを行っており、こだわって車選びをするユーザーが多いのも特徴です。
せっかく憧れの外車を買うなら、できるだけ長く大切に乗りたいものですよね。
しかし、外車を維持する上では故障リスクや維持費などの課題もあり、すぐに手放すことになるケースも。
そうならないためには、どんな外車に耐久性があるのか?長く乗るためのコツとは?などについて知っておくことが大切です。
そこで今回は、長く乗れる外車の上手な選び方や維持のポイントを解説し、おすすめ車種もご紹介していきます。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
それでははじめに、外車が国産車より長く乗れないとされる理由から見ていきましょう。
外車は長く乗れない?壊れやすいと言われる理由
最近の外車の故障リスクは昔と比べて大幅に低下しています。
しかし、全体的には国産車に比べて故障しやすいというのが実際のところ。
その理由としては、主に以下の4点が考えられます。
- 技術的背景
- 部品供給網
- 使用環境への適応
- アフターサービスの差
まず、日本の車づくりに関する技術力は非常に高く、パーツの精度も世界トップクラスと言われています。
一方、外車は定期的にパーツ交換を行うことを前提としているため、一つ一つの精度はやや劣る傾向です。
すなわち、国産車と同じ感覚で外車に乗り続けると必然的にパーツ交換が間に合わず、故障や不具合が生じてしまうのです。
また、外車メーカーは多国籍の部品供給網を持つが故に、部品の品質のばらつきが生じる事があります。
さらに、外車は製造国の環境に合わせて設計されているため、日本での使用においては一部車種で故障が発生しやすい可能性も。
これらのことから国産車よりも頻繁なメンテナンスが必要とされる外車ですが、費用が高額になりやすく維持が難しいケースもあるようです。
しかし、中には一般的な外車のイメージと違って長く乗れる車もあることをご存知でしょうか?
一台に長く乗りたいと考えている方は、購入前に次の項目をチェックしておきましょう。
長く乗れる外車選びのポイント
壊れにくく長く乗れる外車を選ぶ時のポイントには、以下の3つがあります。
- 新車か認定中古車がベター
- 耐久性の高いメーカーで選ぶ
- シンプル装備のモデルから選ぶ
それぞれ詳しく見ていきましょう。
新車か認定中古車がベター
外車は年数が経つほど故障の回数が増えてくるものです。
そのため、長く乗れるという点を重視するなら新車で選ぶのがよいでしょう。
多くのメーカーが新車購入後3年間の保証を付帯しているので、トラブル発生時にはディーラーにて無償で対応してもらうことが可能です。
また、中古車で購入する場合は「認定中古車」がおすすめです。
認定中古車とは、第三者機関による厳正な検査を通過した質の高い中古車のこと。
粗悪品を掴むリスクを抑えられる上に一定期間の保証が受けられるので、長く乗りたい方にはピッタリであると言えるでしょう。
一方、それ以外の中古車であればワンオーナーかつ修復歴がないことが重要です。
多くのオーナーを経由していると部品の消耗度合いが増しますし、修復歴は車を長持ちさせたいなら絶対にNG。たとえ格安でも購入すべきではないでしょう。
耐久性の高いメーカーで選ぶ
長く乗れる外車を選ぶ時には、耐久性の高いメーカーかどうかも一つポイントです。
この際参考になるのが、J.DPOWERによる「自動車耐久品質調査(VDS)」です。
これは新車購入後3年経過したユーザーを対象に、直近12か月以内に経験した不具合や不満点を調査したもの。スコアが低いほど品質が良いことを表します。
以下、2021年の調査結果をご覧ください。
順位 | ブランド | スコア |
1 | レクサス | 34 |
2 | トヨタ | 51 |
3 | ダイハツ | 52 |
4 | スズキ | 54 |
5 | ホンダ | 57 |
6 | MINI | 60 |
7 | スバル | 63 |
8 | 日産 | 65 |
9 | BMW | 68 |
10 | 三菱 | 70 |
11 | メルセデス・ベンツ | 78 |
12 | フォルクスワーゲン | 86 |
上位は国産メーカーが並びますが、外車ブランドも4つランクイン。
2018年の結果と比べるとスコアの減少も著しく、外車が急速に耐久品質を改善しつつあることが明らかとなっています。
特に、ドイツ車メーカーは日本と同様質の高い車作りが行われており、国産車と遜色ない耐久性を備えています。長く乗れる外車を選ぶなら優先的にチェックするとよいでしょう。
シンプル装備のモデルから選ぶ
耐久性の高いメーカーを選ぶのと同じ考え方で、長持ちするモデルに着目するのも重要です。
近年は多岐に渡る性能を備えたモデルが発売されており大変魅力的ですが、装備が増えると内部のメカニズムが複雑になり故障しやすくなる要因に。
標準的な機能を備えたシンプル装備だと、トラブルが少なく済むのでおすすめです。
また、デザインもシンプルだと長く乗っても飽きず、古臭さも感じさせません。
シートにこだわる方であれば、少し硬いと感じる程度の外車の方が長く乗り続けやすいので硬さもチェックしてみてください。
一方で、既に希望の外車が決まっている方やもう購入済みという方もいらっしゃるかもしれません。
その場合は、長く維持するポイントを押さえて乗ることが大切になってきます。
どんな外車でもできる限り長く乗れるようにするには、次の2点を意識してみましょう。
長く乗れる外車にするには?維持の秘訣
定期的なメンテナンス
外車に長く乗るために最も大切なのは、定期的なメンテナンスを行うことです。
外車の車作りの基本理念を考慮すると、適切な時期に適切なメンテナスを行うことと予防整備は欠かすことができません。
とりわけ外車は車の基本性能である「走る」「曲がる」「止まる」といったことを重視しており、日頃から手入れすることによってその高い性能が維持できるような構造になっています。
良好なコンディションで乗り続けるなら、不具合の有無に関わらずしっかりと整備していきましょう。
定期的な長距離ドライブ
多くの外車は長距離・長時間・高速域で走行することに長けています。
しかし、日本での使用環境は短時間・短距離・低速域での走行がメイン。つまり、外車が想定されている使い方と真逆となるわけです。
外車の構造は得意分野での走行を想定した作りとなっているので、月に一度程度ハイウェイドライビングをすると調子を維持しやすくなるでしょう。
さて、ここまで解説したように、外車も選び方と維持の方法次第で長く乗ることが可能です。
それを踏まえて、ここからは長く乗れる外車メーカーやおすすめ車種をご紹介していきます。
長く乗れる外車メーカー・おすすめ車種をご紹介
メルセデスベンツ
「ベンツは長く乗れる」と言われている通り、どのモデルもデザインや走行性だけでなく、ボディの耐衝撃性・足回りの強さも重視して設計されているメルセデスベンツ。
その中でより長く乗れる車を選ぶなら、以下の3つをチェックしましょう。
1.メーカー保証付帯品を選ぶ
2.新車の場合発売から年数が経過したモデルを選ぶ 3.システム改修済みの個体を選ぶ |
システム改修されたベンツの個体は壊れにくく、メンテナンスも少なく済む傾向にあります。
新車で購入する場合は発売後1~2年のものを選ぶのがベストでしょう。
また、長く乗れるモデルとしておすすめできるのが「Cクラス」です。
【10年乗っても安心・安全:Cクラス】
新車販売台数が多いため、中古車でも流通数が豊富で好みのグレードが選びやすいCクラス。
近年のSUVブームで大型化を続けるモデルが多い中、Cクラスは取り回しを重視してサイズはそのままに内面の充実を優先しています。
ほどよいコンサバ感も長く乗るには適しており、10年乗れる代表的なモデルと言えるでしょう。
中古車参考価格 | 130~480万円(AMGを除く) |
フォルクスワーゲン
外車としては手頃な価格帯で幅広いユーザーの支持を集めるフォルクスワーゲン。
質実剛健なドイツ車らしく耐久性に優れており、コスパの高さも魅力の一つです。
新車ではフォルクスワーゲン独自の延長保証プログラム「ウォルフィサポート」がオプションで選択可能。
こちらを付けると一般保証を2年間延長でき、故障時にも修理を行いながら長く乗ることができます。
そんなフォルクスワーゲンで最も長く乗るのに向いているのは、「ゴルフ」です。
【ライフスタイルの変化にも対応:ゴルフ】
ゴルフが長く乗れる理由は、優れた多用途性にあります。
一台に乗り続けるうちにユーザーのライフスタイルも変化し、乗り方もそれに合わせて変わっていくでしょう。
その変化に高いレベルで応えられるのがゴルフ。リヤシートを畳めば広大な荷室、起こせば5人が乗れる居住性に加えて、程よいサイズ感でどんな場所でも置き場に困ることはありません。
いつ・誰が・どこでも乗れるという頼もしさは、外車・国産車の中でも随一でしょう。
中古車参考価格 | 14~434万円 |
ポルシェ
前述した「日本自動車耐久品質調査」でも上位にランクインしたように、ポルシェは壊れにくく長持ちする外車とされています。
かつてはトラブルに見舞われることが多かったのですが、”水冷時代“になってからは信頼性が著しく向上。
メンテナンスフリー化を徹底させ、整備では儲けが出ないとディーラーに言わしめる程クオリティが上がっています。
複雑な作りを極力削ぎ取っているので、エンジンや足回りさえ定期的にメンテンナンスすればかなり長い期間乗り続けることができるでしょう。
そしてその中でも、911はリセールが落ちにくいこともありおすすめです。
【極めて高いリセール価値で長く乗れる:ポルシェ911】
購入時の価格は高いですがいつまでもその価値を維持できる911は、10年以上乗れる外車の筆頭。
モデルチェンジしても先代が高値をキープする稀少な車種であり、長く乗ってから手放すとしても損が出ないのが特徴です。
高性能スポーツカーの代名詞的存在で、その走行性は圧倒的。一般道でも扱いやすいグレードからスーパースポーツカーまで幅広い展開があるので、自分好みのモデルを選ぶとよいでしょう。
中古車参考価格 | 780~2000万円 |
このように長く乗れる外車は耐久性以外にも魅力があり、こだわりのある方も気に入る一台が見つけられるはずです。
ただ、外車は新車だと高額だったり、欲しい車が認定中古車にはなかったりする場合もあるでしょう。
そんな時は、希望の車種に精通した信頼できる中古車専門店に相談してみてください。
長く乗れる外車探しはFirstで!
外車は中古だと価格が下がり、手が届きやすくなります。
年式や車種も幅広く状態の良い車も多い一方で、取扱いには専門性が必要とされるので、購入先は慎重に選ぶようにしましょう。
Firstは車選びから購入後まで万全のフォロー体制を敷いており、管理が行き届いた品質のよい外車が揃っております。
現在はメルセデスベンツ新型のW206シリーズやその下のW205など大人気のベンツCクラスを幅広く取り扱っています。
また、それ以外の外車についても取り揃えを強化しているところです。
流行り物から定番ラインナップまでFirstは何でも対応できますので、お気軽にお問い合わせください。
おわりに
さて、今回は「長く乗れる外車の選び方を詳しく解説!長持ちの秘訣やおすすめ車種もご紹介いたします!」というタイトルで記事を書いてみました。
いかがでしたか?
以前と比べて外車の故障率は著しく減少しましたが、それでも国産車と比べると時を経るごとに壊れやすい傾向があります。
これは、外車の「手入れしながら長く乗る」という概念や国内におけるフォロー体制の違いなどに起因すると考えられるでしょう。
しかし、外車の中にも壊れにくく長く乗れる車もあります。
短いスパンでの乗り換えを予定していない方は、以下の3点を意識して外車を選んでみてください。
- 新車か認定中古車がベター
- 耐久性の高いメーカーで選ぶ
- シンプル装備のモデルから選ぶ
また、購入した外車を長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスや月に一度程度の長距離ドライブが効果的です。
今回ご紹介した車種は、壊れにくさだけでなくリセールの良さや多用途性の観点でも長く乗れるおすすめのモデルなので、ぜひ参考にしてください。
そんな中、Firstでは中古車の買取だけでなく販売にも力を入れております。
豊富な実績と強力なネットワークで希望に沿った1台をご提案させていただきますので、
長く付き合える外車をお探しの方はご相談ください。
お客様にとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。