車を買い替える時にローンが残っていても大丈夫って本当?その理由と買い替え方法について解説してみました!
2022 / 1 / 17 (Mon)
車の豆知識
はじめに
皆様、こんにちは!
いつもFirstのブログをご覧くださりありがとうごさいます^^
2022年、新たな一年が始まりましたね。
1月になると、気持ちも新たに色々なことに挑戦したり、始めてみたりしたくなりますよね。
そんな中、車の買い替えについて、こういう風に考えている方も多いのではないでしょうか?
「今の車を新しくしたいけれど、まだローンが残っているしすぐには無理かな…」
でも安心して下さい!
実は、ローンが残っていても車を買い替える方法があるんです^^
今回は、ローンが残っている時に買い替える方法や正しい買い替えの手順、その際に押さえておくべき注意点、買い替えのタイミングについて解説します!
それではまずはじめに残っているローンを返してしまう方法について話していきますね。
ローンの残債を一括で返済する
車のローン残債を一括返済することで、ローンの契約を解除できます。
まとまったお金が必要となりますが、一括返済すれば残っているローンと新しく買い替える車のローンをまとめる必要もなく、スムーズに乗換えができるでしょう。
その方法としては以下の通りです。
貯金から返済する
まとまった貯金がある場合は、完済してしまえば問題なく車を売ることができます。
ただし、契約当初の返済予定と異なる一括返済や繰り上げ返済をする場合、基本的に別途手数料を請求されるケースが多いため注意が必要です。
しかしながら手数料を払っても、以降に支払うはずだった利息全額より低い金額であるため、一括返済できる場合はそのほうがお得となります。
残債分をフリーローンなどで借り換える
車のローン残額分をフリーローンやクレジットカードのキャッシング枠などで借り換え、返済する方法です。
ただし、一般的にフリーローンや借り換えローンは自動車ローンに比べて金利が高いので注意!
月々の支払い額が増えてしまうこともあるので、返済計画をよく考えた上で判断しましょう。
それでは次のところでは持っていた車を売却してローンを返済するパターンです。
車を売ったお金でローンを完済する
車を売却して得たお金で、ローンを完済する方法もあります。
たとえばローンが60万円残っている場合、今乗っている車を60万円以上で売却できれば、貯金を切り崩すことなくローンを完済できます。
そのためまずは今乗っている車の価値がいくらくらいになるのかを査定してもらい、その上で売却するかどうかを考えるのもいいでしょう。
買取店などに「残債がある」ことを伝えた上で車を査定してもらい、所有権解除の交渉をしてくれないか相談するのがオススメです。
大手の買取店では所有権解除の交渉から買い取り、名義変更の手続きまでを一括で請け負う「ローン返済サービス」「完済サービス」などを提供しているところも多くあります。
自分ですべて手続きするのは面倒なので、事前に相談してみるとよいでしょう。
さて、次のところではまた別のローン返済パターンについて説明をしていきます。
これから購入する車のローンに、残っているローンを加える
ローン会社によっては、今乗っている車のローンを新しく買い替える車のローンに上乗せすることも可能です。
しかし、すでにローンを組んでいる状態のため審査難易度は高くなり、場合によっては希望のカーローンが組めない可能性も考えられます。
そのためここからはローンが残っている車を買い換える方法について簡単に説明をしていきますね。
車の所有者名義を確認する
まずは車検証の所有者欄を見て、車の名義が誰になっているのか確認しましょう。
所有者欄に自分の名前が書いてあれば問題ありませんが、ディーラーや信販会社の名義になっている場合は、残っているローンを完済するなどして車を自分名義にする必要があります。
所有名義を確認する方法としては車検証にある「所有者の氏名又は名称」を確認してみて下さい。
この欄が自分の名前になっていれば、第一条件クリアとなります。
一方で、ローンの種類もあわせて確認しておいて欲しいです。
車の所有者名義が自分になっていても、銀行系の「自動車ローン」「オートローン」など融資の使用用途が車に限定されている場合は、名義が自分になっていても返済期間中は車を売ることができません。
他人名義の場合と同様、まず完済することが車を売るための条件となってしまうのです。
反対に「フリーローン」など、使用用途を限定していないタイプのローンなら問題ありません。
もしも支払っているローンがどちらのタイプか分からない時には、契約条件を記した約款で確認してみましょう。
調べるのが面倒な場合は、借りた金融機関や信販会社に直接問い合わせてもOKです。
使用用途が限定されていないタイプであれば、第二条件もクリアですのでご安心下さい!
売買契約書の内容を確認する
自動車売買契約書に「所有権の留保」と記載されている場合は、車の名義が自分であったとしても、ローンの支払いが終わらなければ車を売却できません。
これは、車がローンの返済が滞ったときの担保となっていることを意味し、解除してもらうためには残っているローンを完済する必要があります。
残債は銀行や信販会社から届く残高証明書などで確認することができるのでチェックしてみて下さい。
そんな中、現金で一括返済する場合は、完済すると借り入れ先から「完済証明書」が発行されます。
この場合は自分で借り入れ先に連絡し、対応してもらう必要があるので注意が必要です。
完済証明書が届いたら所有者に連絡し、下記の必要書類を郵送して所有権解除を申請しましょう。
(必要書類は会社によって異なるため、一般的なものを記載しています)
- 所有権解除書類交付申込書
- 完済証明書
借り入れ先に発行してもらう書類。原本が必要なので、自分用の控えとしてコピーを取っておく。
- 車検証(コピー)
- 自動車納税証明書(コピー)
- 印鑑登録証明書(原本・発行から三か月以内のもの)
ローン残債と査定額の比較
ローン返済サービスを行っている買取店を選び、査定を依頼するのがファーストステップで今乗っている車がいくらで売れるのかを確認しましょう。
ローン返済サービスを利用して売却金を残債返済に充てる場合、通常は所有者(信販会社や販売店)から買取店(または次の所有者)に名義が移転されます。
今の使用者を経由しないケースが多いので、用意すべき書類は車検証や自賠責保険証明書、自動車納税証明書など自分で名義変更する場合よりも少なくて済みます。
しかしながら、ケースによって必要書類は異なるので、買取店に詳しく聞いておきましょう。
車の査定額がローン残債よりも高ければ、売却して得たお金をローン返済にあてられます。
逆に、査定額がローン残債よりも安ければ、売却して得たお金のみではローンを完済できないため、貯金などから不足分を補わなくてはなりません。
次のローンを決定する
買い替える車もローンで購入する場合は、新たにローン会社と契約する必要があります。
ローンの残債があるなら、残っているローンを上乗せできるものを、ローンを完済しているなら、金利や月々の返済額などを比較して自身に最適なものを選びましょう。
所有権の解除
買取店などのローン返済サービスを利用しない場合は所有権の解除を行います。
以下の書類を運輸支局(軽自動車の場合は軽自動車検査協会)に持参することで、所有権解除と名義変更手続きを同時に行うことができます。
陸運支局に用紙があるもの
- 申請書(OCRシート1号様式)
- 手数料納付書(用紙販売所でもらえる)
自分で用意するもの
- 印鑑証明書(自分のもの)
- 自動車税申告書
- 実印
- 車検証
※引っ越しなどで使用者の住所と印鑑登録証明書の住所が異なる場合は、あわせて車庫証明書も必要。
ローン会社に用意してもらうもの
- 印鑑証明書(ローン会社のもの)
- 譲渡証明書 ※実印を押印
- 委任状
さて、ここまでがローンが残っている車を売る方法でしたが、次のところでは車を高く売るコツについて話していきます。
車を高く売るコツとは??
ローンが残った車を売る場合は、少しでも高く売りたいですよね!
ここでは、車を高く売るコツをご紹介します。
きれいに掃除しておく
査定に出す前は、車をきれいに掃除しておくようにしましょう。
きれいにするだけで買取価格が上がるとは限りませんが、査定の際にプラスに働く可能性があります。
また、外装だけでなく内装もきれいにしておいて下さい。
たばこなどのにおいが残っている場合は、査定評価がマイナスになってしまいます。
車内でたばこを吸う方や、車にペットを乗せる方は、特に注意しましょう。
あえて修理しない
車に傷やへこみがある場合、修理をしてから査定に出したほうが高く売却できると考えられがちですが、必ずしもそうとは限りません。
修理代よりも高く評価されなければ、逆に損をしてしまう可能性もあるため注意しましょう。
そのため、小さな傷やへこみであればそのままにしておくのもひとつの方法です。
ただし、大きな傷などがある場合は、修理することでプラスに働く可能性もあります。
車に傷やへこみがある場合は、修理費用がどれくらいかかるのか事前に確認し、それを踏まえて修理するかしないかを考えるようにしましょう。
査定は複数業者で受けるのが基本
同じ車種でも、業者によって査定額に差が出ることは少なくありません。
そのため車を売る際は、必ず複数の業者で査定を受けるようにしましょう。
少し手間はかかりますが、複数業者に査定額を出してもらうことにより、買取価格を上げられる可能性があります。
それでは最後に車を買い換えるタイミングについて話しておきますね。
ローンが残っている車を買い替えるタイミングは?
ローンが残っている車を買い替えるときは、さまざまな角度から買い替えるタイミングを見計らう必要があります。
ローンが残っている車を買い替えるおすすめのタイミングは以下のとおりです。
ライフステージが大きく変化するとき
転勤や子供の入学など、ライフステージが大きく変わるときは、車以外の出費が多くなってしまいがちです。
このようなときは、ローンが残っていても燃費の良い最新の車に買い替えたほうがいい場合もあります。
その結果、車の維持費を抑えることができ、浮いたお金をローンの差額の支払いや新しい車にかかる費用にあてることができるでしょう。
乗っている車の価値が大きく下がる可能性があるとき
乗っている車の最新モデルや似た性能を持つ車が発売されるときは、車の価値が大きく下がる可能性があります。
価値が下がってしまう前になるべく高く売却することで、有利に買い替えができるでしょう。
特に車を売却して得たお金を、残っているローンの返済にあてようとしている場合は、早めに売却することをおすすめします。
走行距離が10万km以上になる前
一般的に、走行距離10万kmを超えた車の買取り価格は大きく下がります。
今乗っている車を少しでも高く売却し、残っているローンの返済にあてるためにも、買い替えのタイミングは10万kmを超える前のほうがいいでしょう。
車検が切れる前
車検費用や車検時に交換が必要な消耗品にかかる費用が高額になりそうな場合は、ローンが残っていたとしても車の買い替えを検討してもいいでしょう。
特に購入してから年数が経っている車の場合、安全な走行を続けるために車検時に交換しなければならない消耗品も増えてくるため、車検が切れる前のタイミングで買い替えてしまうのもいい方法です。
終わりに
さて、ここまでローンが残っている車を買い替える方法について解説してきましたがいかがだったでしょうか?
ポイントとしては今の車をできるだけ高く売ることです!
ローンの残債があっても車を買い替えたい場合、まずは「今の車をいかに高く売却できるか」が大きなポイントですよね。
そんな中、Firstでは業界経験が豊富な中古車査定士の資格を持つスタッフが、お客様の大事なお車を丁寧に査定させていただきます。
一台一台丁寧に査定させていただき、そのお車の価値を見出させていただきます。
そのため、お車の買い替えをお考えの際は、弊社にお気軽にご相談ください♪
みなさまにとっての「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました^^