値落ちしない国産車ランキングを発表!価値が下がらない車の特徴について徹底解説いたします!
2023 / 6 / 23 (Fri)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナがある新横浜というところに店舗を構えています。
もしも近くを通った時は気軽にお越しください。
さて、皆さんは車を購入する時、どのような点に注目して選んでいますか?
こだわりのブランドや好みの見た目、性能重視など、人によって選び方は異なるでしょう。
ただ、車は高いお金をかけて買うものなので、経済的に乗れるに越したことはないですよね。
そのためには、リセールバリューについての把握が欠かせません。
購入段階で「いつか手放す時にどれくらいで売れるのか」を考えておくことで、賢い車選びが可能となります。
でも、どんな車も乗れば乗るほど価値が下がるのでは?という疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
あながち間違いではありませんが、車種によっては購入価格と同等もしくはそれ以上の金額で売却できるものもあるのです。
今回は、そんな値落ちしない車の特徴を解説し、価値が下がらない国産車をランキングでご紹介していきます。
車の購入・売却を検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね!
それでははじめに、リセールバリューの基本知識について今一度見ていきましょう。
リセールバリューの基本知識
リセールバリューとは車の「再販価値」のことです。
つまり、中古車としての価値・新車からの残価率を指しており、言い換えれば「残価率の高い車」=「リセールバリューの高い車」となります。
【残価率の計算方法】
残価率=買取価格/新車価格(%)
基本的に車は少しでも乗ると必ず価値が下がるので、何十年と全く値落ちしない車というのはありません。(一部レア車を除く)
新車購入から3年後で50~60%、5年後で40%程度の残価率となるのが一般的です。
経過年数 | 一般的なリセールバリューの目安 |
3年 | 50~60% |
5年 | 40~50% |
7年 | 20~30% |
10年 | 0~10% |
上記の表はあくまでも平均で、国内外の需要や車の条件などによってリセールバリューは大きく変わるという点は知っておきましょう。
ただ、この平均値から見ると3年で80%、5年で60%超の残価率であれば値落ちしない車であると言えます。
このような車は長い期間乗っても残価率が高い水準で保たれるため、少ない出費で車を乗り換えていくことも可能です。
では、そんな値落ちしない車にはどのような特徴があるのでしょうか?
値落ちしない車の特徴
簡潔に言うと、値落ちしない車は市場からのニーズが高い車です。
確かに、常に求められている車であれば安定した需要で価格も落ちないですよね。
このような車の特徴には以下のようなものが挙げられます。
【値落ちしない車の特徴】
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海外でも人気のある車種
国産車は故障が少なく高品質であることから海外でも人気がありますが、特に需要が高い車は価格が下がりにくい傾向にあります。
海外で高く売れる主な条件は、
- ガソリンorディーゼル
- 悪路走破性が高い
- 人気オプション付き
など。
このような海外需要の高い車は輸出先で売れる金額をベースに買取してもらえるため、購入から時間が経っても高価買取になりやすいでしょう。
例えばランドクルーザーやレクサスLXといった車種がこれに該当し、残価率は驚異の数字を叩き出しています。
稀少価値がある車
販売終了している人気車種や元々の販売台数が少ない限定車も、値落ちしない車の条件のひとつです。
新車での販売がなくなると、購入方法としては中古車一択となりますよね。
そうなると需要が高まる一方になり、その分価格も高騰。トヨタのFJクルーザーやホンダのS660などが良い例でしょう。
また、限定車は中古車市場に台数が少なくいわば取り合いの状態なので、必然的に価値は保たれます。
車のレア度が高くなるほど価値が下がりにくく、新車価格以上で売却できる可能性も大いにあるでしょう。
流行の車種
流行している車種は中古車でも売れやすいことから、残価率が高くなっています。
近年で言うとSUVがそれに当たり、実際にリセールバリューランキングでも上位10車種のうち半分以上がSUVタイプの車でした。
加えて、SUVは全世界的なトレンドなので輸出にも強く、5年目くらいまではかなりの高値が期待できます。
根強いファンがいる車
大衆車だけでなく、一定の層からの根強い支持を受けている車も値落ちしにくい傾向です。
例えば、SUV全盛期であってもスポーツカーやクーペは走りを楽しむ方に安定した人気があり、中古車市場での品薄状態も相まって高値が続いています。
代表的な車種としては、日産スカイラインGT-RやスバルのインプレッサWRXが挙げられます。
これらはすでに新車の何倍もの価格に跳ね上がり、入手困難な状況です。
資産としても価値があるため、チャンスがあれば購入を検討してみてはいかがでしょうか。
フルモデルチェンジのスパンが長い車
車が値落ちする大きな要因の一つが、フルモデルチェンジです。
好みで旧型を購入する方もいますが、高く売れる車は現行モデルなことが通常。つまり、フルモデルチェンジが決まった車は価格が下がる宿命にあります。
車種によっては頻繁に実施されるものもあり、その度に値落ちしていくとすると下げ幅はかなり大きくなっていきますよね。
反対に、フルモデルチェンジのスパンが長ければ一定期間価値が保たれるということです。
長年同一モデルが現行車になるので、旧型ゆえの値落ちの心配はないと思ってよいでしょう。
このような特徴を持った車は多くはなく、とりわけ国産車の中では限られた数が値落ちしない車として認識されています。
それでは、ここからはそんな「価値が下がらない国産車」をランキングでご紹介していきましょう。ぜひ購入時の参考にしてくださいね!
値落ちしない国産車ランキング
【値落ちしない・高価買取が可能な車ランキング】
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ランドクルーザー(トヨタ)
値落ちしない車1台目は、言わずと知れた大人気車の「ランドクルーザー」です。
2021年の新型発売時には納期が数年先にも関わらず購入希望者が殺到し、受注停止になったことも記憶に新しいでしょう。
そんなランクルの国内人気は去ることながら、特筆すべきは海外需要の高さです。
デザイン性や品質の高さ、圧倒的な走破性が評価されており、5年落ちまでは状態次第で100%超えのリセールが期待できます。
残価率は全モデル全グレードで高いですが、中でもZXのガソリンは新車の倍近い価格が付くことも。
高値取引されていることで盗難なども多くなっているため、購入する際は駐車場所等には気を付けましょう。
新車価格 | 510万円~ | |
残価率
(全モデル・グレード平均) |
3年落ち | 114% |
5年落ち | 92% | |
7年落ち | 60% |
ジムニー(スズキ)
ジムニーは1970年のデビューから50年以上が経ってもなお、多くのユーザーに愛されて続けています。
軽自動車ながら悪路走行に優れたオフロード四駆で、2WDと4WDを手動で切り替えて走行が可能です。
そんなジムニーも、かなりの値落ちしない車として知られています。
現行モデルは需要に生産が追い付いていない状態で、3年落ちはなんと100%超えの残価率。
その後5年で60%、7年でも48%と高水準が続いていきます。
ジムニーは何度も世代交代しているにも関わらず、この高い残価率を維持しているため、今後も価値が急落する可能性は低いでしょう。
新車価格 | 148.5万円~ | |
残価率
(全モデル・グレード平均) |
3年落ち | 102% |
5年落ち | 60% | |
7年落ち | 48% |
アルファード(トヨタ)
アルファードは大型フロントグリルが特徴の国内最高級ミニバンです。
ラゲージへのアレンジもでき、荷物が多くても快適さが損なわれないことから、ファミリー層に根強い人気があります。
加えて、内装の豪華さは新興国の富裕層にも好まれており、輸出需要も安定しています。
その結果、残価率は3年落ちで85%、5年で67%と通常の自家用車と比べてもはるかに高い数値を記録。
国産車のミニバンとしては唯一無二の存在なので、値落ちの心配は当分なさそうです。
新車価格 | 359万円~ | |
残価率
(全モデル・グレード平均) |
3年落ち | 85% |
5年落ち | 67% | |
7年落ち | 54% |
S660(ホンダ)
S660は新車販売が停止しており、今後レア度がどんどん高まることが予想される軽自動車のスポーツカーです。
軽自動車と思えないほどの走行性を持ち、趣味性の高い車として一定の層からの支持は非常に厚いものとなっています。
最終モデルの販売も抽選になるほどで、今も探し続けている方が多く、すでに中古車市場での価格は高騰。
タマ数が限定されていることもあり、これからも値落ちしない車としてリセールへの期待がさらに高まっていくでしょう。
新車価格 | 203万円~ | |
残価率
(全モデル・グレード平均) |
3年落ち | 74% |
5年落ち | 63% | |
7年落ち | - |
ハリアー(トヨタ)
1997年の登場以降、都市型プレミアSUVの先駆け的存在として人気を博したハリアー。
走行性能と燃費のバランスの良さから長年好調な売れ行きを見せており、高級モデルでありながら現在も国内トップレベルの販売台数を誇っています。
そんなハリアーは中古車市場での需要も高く、7年落ちまでは安定的に高値で売れる傾向です。
特に値落ちしにくいのは、ガソリン車でZレザーもしくはGグレード。
オプションは細かくチェックされるため、購入時に予算と相談の上厳選するのがよいでしょう。
新車価格 | 312.8万円~ | |
残価率
(全モデル・グレード平均) |
3年落ち | 87% |
5年落ち | 67% | |
7年落ち | 58% |
ここまでご紹介したような値落ちしない車を購入できれば、その後車を経済的に乗り継いでいくことも可能になるわけですが、最高のリセールで手放すにはもう一工夫しておきたいところです。
価値ある車を最高値で売却するために、次の2つのコツを押さえておきましょう。
値落ちしない車を最高のリセールで売るコツ
定期的なメンテナンスを欠かさない
いくら値落ちしない車でも、整備不足だと評価ががくんと下がってしまいます。
それを防ぐには、とにかく普段の手入れが重要です。
定期的なメンテナンスを欠かさないことで車の損耗を防ぎ、大きな故障のリスクを減らすことができるでしょう。
また、大事に乗るのは良いですが、適切な距離を走ることも車のパフォーマンスを上げるためには必要です。
低走行および過走行は避け、「1年1万キロ」を目安に使用するのがベストです。
売却先は中古車買取専門業者
値落ちしない車を最高額で売却したいなら、迷わず中古車買取業者を利用しましょう。
ディーラー下取りを利用する方も多いですが、ディーラーはあくまでも新車の販売が目的なので高額査定は引き出しにくいです。
場合によっては中古車の相場よりもかなり低い金額となってしまうので、おすすめできません。
一方、中古車買取専門業者は車を買取って再販することで利益を得ているため、売れる車には積極的に高値を付けてくれます。
再販ルートも豊富で海外への輸出にも強い業者が多いので、幅広い車種で高価買取が期待できるでしょう。
なお、Firstは少数精鋭のため中間マージンを一切頂かずに全てお客様に還元しています。
それにより高額査定が可能となっておりますので、車の売却をご検討されている方はぜひお問い合わせください。
おわりに
さて、今回は値落ちしない車の特徴を解説し、価値が下がらない国産車をランキングでご紹介してきました。
いかがでしたか?
車の価値は一定期間乗ると下がるのが普通ですが、中には値落ちしない車というのが存在します。
そんな値落ちしない車の特徴は次の通りです。
- 海外でも人気のある車
- 稀少価値がある車
- 流行の車種
- 根強いファンがいる車
- フルモデルチェンジのスパンが長い車
上記の特徴を持つ車はいずれも市場からのニーズが高いところで安定しており、今後も価値が急落する可能性は低いと言えます。
今回ご紹介した値落ちしない国産車は入手が難しいものもありますが、もし購入できれば資産としても価値ある一台になるでしょう。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。