車の出張査定ではトラブルに注意!?口コミから分かるトラブル事例と知っておきたい対処法をまとめてみました!
2023 / 1 / 26 (Thu)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
Firstは横浜アリーナーがある新横浜という地域で店舗を運営しています。
さて、そろそろ車を買い替えたいと思ったら、まずは今乗っている車の査定を受ける必要がありますよね。
でも、忙しい中わざわざ店舗に出向くのが面倒だと感じている方も多いでしょう。
そんな中、指定した場所で査定を受けることができる「出張査定」のニーズが高まっています。
なぜならば、出張査定は手間と時間を省くことができるというメリットがあるから。
そんな一方で、出張査定についてトラブルの可能性があることはあまり知られていません。
実際に車出張査定の口コミでも様々な事例が散見され、利用するには少し不安を感じてしまいます。
出張査定の利点を活かし、トラブルを避けるためにはどのようなことに注意すればよいのでしょうか?
そこで今回の記事では、口コミを参考にした出張査定の主なトラブル事例とその対処法を徹底解説していきます。
安心して出張査定を受けるために、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
でははじめに、そもそも車の出張査定とはどのようなものか、その特徴を見ていきましょう。
車の出張査定とは?
車の出張査定とは、その名の通り車買取業者が指定場所まで出向いて査定を行ってくれるサービスです。
車買取業者が対応可能な範囲内であれば、指定場所はどこでも問題ありません。
車のもう一つの査定方法である「持ち込み査定」と比べると、出張査定は特に時間的なメリットが大きいでしょう。
複数業者の査定額を比較したい時にも各店舗を回るという労力を使わずに済むのため、ユーザーにとってはありがたいサービスですよね。
最近は車買取業者のほとんどが無料で出張査定を実施しており、より気軽に利用できるようになりました。
ただし、店舗によっては有料のケースもあるので、査定依頼時に確認しておくようにしましょう。
続いて、車の出張査定の流れを簡単にまとめていきます。
車の出張査定の流れ
車の出張査定の流れは、基本的にどの買取業者でも同じです。
- 車買取業者へ査定依頼
- 電話やメールで査定日・指定場所を決める
- 必要書類の準備
- 出張査定当日
- 売買契約
- 必要書類提出・車両引き渡し
- 振込の確認
出張査定の所要時間はだいたい30分程度。そこから交渉、契約と進んでも1時間ほどで終わることが多いようです。
もちろん査定を受けたからといって必ず車を売らなければならないわけではないので、他の業者の金額を聞いてから判断しても構いません。
流れとしてはシンプルで、自分が動かずとも査定が完了するというのが出張査定の最大の魅力でしょう。
このように非常に便利で手軽な出張査定を利用しない手はなさそうですよね。
しかし、出張査定には「トラブルに遭った」という口コミや窓口への相談が数多く寄せられているのも事実。
では、具体的にどのようなトラブルが起きているのか?実際の口コミを参考に出張査定のトラブル事例と対処法について次のところで見ていきましょう。
口コミから分かる車出張査定のトラブル事例と対処法
実際の口コミや報告例を見てみると、様々なパターンのトラブルがあることが分かります。
そこでポイントとなるのは、どのようなところでトラブルが発生するのかを把握しておくことです。
そのために、ここからは実際の口コミを基にした事例と対処法をご紹介いたします。
口コミ①「売りたくないのに2時間以上も居座られ、強引に契約を結ばされた」
車出張査定でよくあるトラブルのひとつに強引な営業があります。
「契約するまで帰らなくて困った」「断り切れず契約してしまった」といった口コミを見たことがある方もいらっしゃるでしょう。
出張査定はあくまでも車を売却するための判断材料であり、査定後に契約しないという選択も可能なのです。
しかし、業者側は中古車を仕入れて売ることで商売が成り立っています。
それゆえに、コストをかけて査定したからには必ず買い取りたいと考えているのです。
中には、クーリングオフができるという虚偽説明や強引に車を持っていかれるという悪質なケースもあるようです。
※車の売買はクーリングオフ適用外
【対処法】
- 家族や友人に同席してもらう
- あまりにもしつこい場合は警察を呼ぶ
大前提として、売る気がないのであればその旨をはっきりと伝えることが最も大切です。
とはいえ断るのが苦手という方は、初めから家族や友人などの第三者に一緒に立ち会ってもらうことをおすすめします。
業者がどうしても引き下がらず大きなトラブルになりそうな場合は、警察を呼ぶことも視野に動くとよいでしょう。
何時間も居座ったり大声で脅したりする業者は悪徳以外の何者でもないので、相見積もり先から即削除で構いません。
口コミ②「納得した金額で契約したのに、後から減額された」
出張査定を申し込みその場で査定額が決定したにも関わらず、後日査定額を下げられたというトラブルの口コミも非常に多くなっています。
こちらは悪質な手法の可能性があり、売主としては納得のいかないところでしょう。
このようなケースでは契約が結ばれた時点での金額が優先されそうですが、実は売主側の責任となる場合もあります。
【瑕疵担保責任があれば売主の責任】
売主が修復歴や事故車であることを意図的に隠し後から判明した場合、その責任を追及されます。
仮に業者側から訴えられた場合、売却金額の減額ならまだいい方で、損害賠償請求がなされることがあるので注意しましょう。
【対処法】
- 査定減額ポイントは事前にきちんと伝える
- 国民生活センターの相談窓口に連絡する
瑕疵担保責任を問われないようにするために、査定額に影響する懸念点は正直に伝えるようにしましょう。
その上で見落とされた傷などに関しては、車買取業者側の過失となります。
不要なトラブルを避けるためにも、必要であれば内容を書面にまとめておくのも対処法の一つです。
また、自分に落ち度が全くないのに、言いがかりをつけられて減額されるケースも残念ながらあります。
その場合は減額に応じる必要性はありません。
深刻なトラブルになりそうな場合は、国民生活センターに相談して的確なアドバイスを受けてみてください。
口コミ③「出張査定後に契約をキャンセルしようとしたら高額なキャンセル料を請求された」
車の売却において、契約後にキャンセルすることは基本的に不可能です。
しかし、先述のように減額トラブルを抱えるなどでやむを得ずキャンセルする場合もあるでしょう。
この際に、法外なキャンセル料を請求されてキャンセルできないというトラブルが発生しています。
消費者契約法第9条1号では「車買取業者側に生じる平均的な損害額を超える部分については無効」と定められており、あまりにも高額なキャンセル料の支払い義務はありません。
【対処法】
- 内訳を提示してもらい、実害以上の支払いは断る
- 契約の段階でキャンセル規定を確認しておく
キャンセル料の相場としては~5万円が目安とされており、それを超える額は実害以上に該当すると考えられるので、断ることができます。
また、契約書に違約金の旨が記載されていなければ支払いの義務はありません。
ただし、前提として契約内容を確実に把握し、納得してから契約するということが重要です。
口コミ④「出張査定後に車を引き渡したのに売却金額がなかなか振り込まれない」
出張査定をしてもらって車を引き渡したのにいつまでたっても振り込みがないという口コミがあるように、入金トラブルもまれですが発生しています。
基本的に、売却額は車を引き渡した数日後の指定日に入金されます。
単に支払いを忘れているのであれば、担当者や店舗に問い合わせることで解決するでしょう。
一方で、経営が悪化して振り込めない場合や倒産してしまうという最悪のケースの可能性もあります。
最初から振り込む意思がない業者とは連絡が付かないのがほとんどです。
万が一倒産してしまうと、売却金額の全額回収はかなり難しくなるでしょう。
【対処法】
- 直近の買取実績および口コミ評価を調べる
- 複数の査定額を比較し、不自然に高すぎる場合は警戒する
売却時に買い手の経営状況を見極めることは簡単ではありません。
売り手ができる対処法としては、車買取業者の直近の買取実績や口コミ評価を調べ、不審に思う点があれば依頼先候補から外すことでしょう。
また、車だけを持ち逃げする計画倒産のケースでは不自然に高い査定額を提示することが多いため、他社と比較することで異常に気付けることもあります。
金額が高ければ嬉しいことですが、明らかに高すぎる場合は警戒するようにしましょう。
このように口コミを参考にした出張査定に関する主なトラブルは、車の査定依頼から売却完了までのどの段階でも発生する可能性があります。
できれば契約前に対処して避けたいところですが、万が一悪質な業者とのトラブルに巻き込まれてしまったら、次の方法を試してみてください。
万が一トラブルに巻き込まれた時の相談窓口
一度契約書を取り交わしてしまったら、自力で解決しようとせず然るべき専門機関に相談するのが最も効率的な対処方法です。
具体的な相談窓口は次の通りです。
- 国民生活センター 消費者ホットライン:188
- JPUC車売却消費者相談室:0120-93-4595(平日9時から17時)
- 弁護士
国民生活センターは消費者が抱える様々な問題に対応している機関で、車売買の相談及び対処法の指導の実績も数多くあります。
また、JPUC車売却消費者相談室は、中古車買取に詳しい専任の相談員が配置されているため、より専門性の高いアドバイスをもらうことができるしょう。
この2つは電話相談が主ですが、弁護士に依頼した場合は両者に介入してどちらに過失があるかを法律の見解から判断してくれます。
入金トラブルやキャンセル料の高額請求などお金にまつわるトラブルの際は、依頼することも考えましょう。
ただし、弁護士費用がかかるので、その点を踏まえて検討することが必要です。
さて、ここでは車出張査定でのトラブル事例と対処法をご紹介してきました。
できることならこのようなトラブルに遭いたくはないですよね。そこで重要になってくるのが車買取業者を見極めることです。
高額買取だけでなく安心して取引するためにも、以下のポイントに注目して車買取業者を選んでみてくださいね。
出張査定を依頼する車買取業者の選び方
信頼できる車買取業者を選ぶ
トラブルを回避するためには、まず悪質業者を選ばないことが重要です。
信頼できる買取業者の特徴として、以下が考えられます。
- 大手買取業者
- 中小でも口コミ評価が良い
- 電話やメール対応が丁寧
- JPUC適正買取店
大手車買取業者でも店舗によって対応や価格差が出る場合もあるので、規模だけで選ぶのはリスクがあるかもしれません。
中小の業者も視野に、自分のニーズを満たす業者を柔軟に選んでみてくださいね。
買取実績を確認する
車買取業者は「どの車種がいくらで売却されたか」といった過去の実績を公開している場合があります。
車買取実績を確認することで、高価買取が可能かつ健全な経営状況の買取業者の目星をつけることができるでしょう。
中古車販売も行っている
出張査定で車を高く売りたいなら、中古車の販売も行っている車買取業者がよりよいでしょう。
中古車の買取から販売までを一社で行っている買取業者は、中間マージンがかからないことで比較的高値が期待できますよ。
おわりに
今回は、実際の口コミを基に車の出張査定におけるトラブル事例と対処法について徹底解説してきました。
いかがでしたでしょうか?
車の出張査定は手間や時間を削減できる便利さが魅力ですが、口コミから分かるようにトラブルが発生しやすいサービスでもあります。
そこで大切なのが、事前にどのタイミングでどのようなトラブルが起こりやすいかを把握し対策をしておくことです。
強引な契約には承諾せず、納得できる内容で車を売却できるように契約書等をよく確認すようにしましょう。
万が一トラブルに巻き込まれた場合は、一人で解決しようとせず、早急に専門機関を頼ることも必要です。
また、トラブルへの不安を取り除き安心して取引を完了させるためには、信頼できる買取業者選びが必須となります。
過去の実績や口コミ評価、信頼に値するかどうかなどをきちんと調べた上で、査定依頼する買取業者を見極めるようにしましょう。
そんな中、中古車の査定や買取を検討している方は神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstにお気軽にご相談下さい。
Firstは新横浜にある地域密着型でお客様サービスをしている車買取業者です。
細かい対応や高額査定の交渉に大手車買取業者よりもお客様ファーストの対応をさせていただいております。
ぜひ一度お問い合わせください。
皆さまにとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。