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走行距離5万キロ超えの中古車を買っても大丈夫?注意点&ベストな走行距離の選び方を徹底解説いたします!

2023 / 1 / 10 (Tue)

車の豆知識

はじめに

皆さま、こんにちは!

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。

Firstは横浜アリーナがある新横浜という場所で車買取業を営んでいます。

さて、新車よりも割安で購入できることから中古車を選ぶ方も多いでしょう。

中古車は一台一台状態が異なり、良し悪しが混在していることから自分の目でしっかりと見極めることが大切です。

いくら安く購入できても「安物買いの銭失い」になってしまっては困りますよね。

そこで、必ずチェックしておきたいのが「走行距離」です。

走行距離は中古車の状態を把握するための重要な要素であり、5万キロがひとつの目安となります。

女性と黒い車

とはいえ、「5万キロより少ない走行距離の方がよいのでは?」「5万キロ超えの中古車は買っても大丈夫?」といった不安もあるでしょう。

そこで、今回の記事では走行距離5万キロの中古車について、状態や購入するメリット、そして注意点を徹底解説いたします。

また、走行距離と年式と関係やベストな走行距離の考え方なども詳しくお伝えしていきます。

ぜひ最後までお読みいただき、上手な中古車選びの参考にしてみてくださいね!

それでは早速、5万キロの中古車の特徴やメリットから見ていきましょう。

走行距離5万キロの中古車は買っても大丈夫!特徴とメリットは?

車の寿命について「走行距離10万キロ」という目安がよく聞かれることから、5万キロを超えている中古車は心情的に選びにくいという方もいるかもしれません。

しかし、結論から言えば走行距離が5万キロの中古車は買っても大丈夫です。

現在の車は耐久性や機能の向上によって、メンテナンス次第では10万キロを超えても問題なく走ることができるから。

また、一般的に普通車よりも耐久性が劣るとされる軽自動車も場合も同様で、5万キロ程度であればそう故障するものではありません。

さらに、走行距離が5万キロの中古車には次のようなメリットがあります。

走行距離5万キロの中古車は価格が安くなる

走行距離が5万キロを超えると、中古車価格が安くなるのが最大のメリットでしょう。

中古車市場での価格は車に対する需要と供給のバランスによるものなので一概には言えませんが、新車価格の50~60%程度になるのが一般的です。

計算機と女性とOK

参考事例として、走行距離の違いによる中古車価格差を見ていきましょう。

【2019年式トヨタ アクア1.5S】

年式 走行距離 中古車価格(平均)
2019 4万キロ 154.3万円
2019 5万キロ 145.8万円
2019 6万キロ 142.2万円
2019 7万キロ 115.7万円

※修復歴なしに限定

この結果を見ると、走行距離5万キロ前と7万キロ以降の2つのタイミングで価格が大きく下がっているのが分かります。

中古車は車そのものの状態にそこまで差が無くても、走行距離が大台に乗るか乗らないかで価格差が開くものです。

5万キロになったばかりの中古車を選べばコスパの良い買い物ができるでしょう。

新車に劣らない機能性

走行距離5万キロというとだいたい5年落ち程度になるので、新車に劣らない機能がついていることが多いです。

メーカーや車種によって多少の違いはあるものの、近年注目されている自動ブレーキシステムや車線逸脱防止支援装置などが搭載されている車がほとんどでしょう。

購入費用を抑えつつ、機能性も重視したいという方には非常におすすめです。

toobadな女性

ただし、5万キロの中古車は購入する際はお得でも売却時のリセールバリューにはあまり期待できないため注意が必要です。

注意!5万キロ超え中古車はリセールバリューが低い

リセールバリューとは、車を手放す時の再販価値のことです。

一部の人気車や海外需要の高い中古車を除いて、車は経年に伴い価値がどんどん下落していきます。

すなわち走行距離が長くなるほど価格は安くなってしまいます。

5万キロで購入後7万キロ10万キロと使い続けていくのなら、売却時には価格はほとんどつかないことを覚悟しておきましょう。

また、走行距離が5万キロ程度でも、適切なメンテナンスが施されていない中古車は選ぶべきではありません。

故障リスクやすぐに買い替えなければならない事態を避けるために、どのようなメンテナンスがなされていれば安心か、次の章でご紹介していきます。

走行距離5万キロ超えの中古車に必要なメンテナンスとは?

車は走行距離5万キロを超えたあたりから部品交換が必要になってきます。

中古車の場合は前の所有者によって整備状況が異なり、店舗によって交換済みのケースもあれば購入後に実費で交換しなくてはならないケースもあります。

費用負担も考慮するとできればメンテナンスが済んでいる中古車を選びたいところです。

では、どんなメンテナンスがなされていれば安心なのか具体的に見ていきましょう。

エンジンのオイル交換

エンジンは定期的にオイル交換がなされていれば、そう簡単に故障するものではありません。

車を良い状態に保つために必要なメンテンナンスのひとつなので、きちんと実施されてきたかをメンテナンスノートにて確認するようにしましょう。

やる気満々の整備士

オイル交換の時期の目安は「走行距離5千キロ」または「経過期間6か月」です。前回の交換時期から日が経っていなければ、すぐに交換する必要はありません。

タイミングベルト・緩衝材の交換もされているとより安心

タイミングベルトや緩衝材の交換目安は走行距離10万キロが目安ですが、5万キロを超えて走っている場合は交換されているとより安心です。

ただし、走行距離2~3万キロのようなあまりにも早いタイミングで交換されている場合は注意が必要。

「本当は10万ロ以上走行している中古車」か「早期にエンジントラブルを抱えた中古車」であることが考えられます。

どちらにも当てはまらない場合でも大事に扱われてきた車ではない可能性が高いでしょう。

レアなケースではありますが、安全に乗る上でこのような中古車は避けるべきです。

さて、ここまでは中古車の走行距離に注目して解説してきました。

続いては、走行距離と合わせてチェックしておきたい「年式とのバランス」についてお伝えしていきたいと思います。

5万キロ走行なら5年落ち程度がベスト!走行距離と年式の関係とは?

一般的に、1年間の走行距離は8千~1万キロが適切とされています。

つまり1年落ちで1万キロ走行という計算になりますね。

下記のグラフのように走行距離と年数が同じペースで延びていくのが理想です。

走行距離と年数どちらかを優先するというよりは、両者のバランスを見ることが非常に重要でしょう。

反対に、年式に見合った走行距離でない場合、それが多くても少なくてもよい状態とは言えません。

例えば、走行距離5万キロの中古車では以下のようなケースが考えられます。

【過走行:5万キロ・2年落ち】

通勤や通学など運転する機会が多い、または一回の移動距離が長いなど、かなりハードに使われてきた車です。

高速道路での走行がメインだとしたら機能面でのダメージはそこまでないため、低走行車よりは安心です。

しかし、それ以外の場合は年式が新しくても年数以上にダメージを受けていることが多く、内部パーツの劣化が激しい可能性があります。

【低走行:5万キロ・10年落ち】

週末しか乗らない、または近距離走行にしか使われていなかったような中古車に見られるケースです。

年間走行距離も3千キロ程度と標準よりもかなり少なくなります。

近距離走行を繰り返した車の場合、エンジンが温まる前に停止する頻度が多いことが後々のエンジントラブルやエンジンの短寿命化の原因となり得るでしょう。

また、低走行車は長期間放置されていた可能性も考えなくてはなりません。

洗車をアピールしている車

長い間走っていない車は、塗装や内部の消耗品などが相当傷んでいるリスクが高いと判断すべきです。

これらのような中古車は意外と中古車市場に出回っていますが、どちらの使い方も購入後のトラブルを見越すとあまりおすすめはできません。

さて、ここまでの内容で走行距離5万キロの中古車は買っても大丈夫であり、重視すべきは走行距離と年式のバランスであることがお分かりいただけたかと思います。

でも、実際に購入するとなるとどれくらいの走行距離のものを選べばいいの?と悩んでしまう方もいるかもしれません。

そこで、自分に合ったベストな走行距離の考え方・選び方をご紹介いたします。

自分に合ったベストな走行距離の選び方

新しさと状態の良さを求めるなら~3万キロ

走行距離が3万キロ程度までの中古車は、経年による傷や汚れも少なく質の良い車と言えるでしょう。

年式が新しいものであれば、新車とほとんど変わらない状態のものを探すことも可能です。

価格の安さという中古車のメリットを最低限享受した上で、新しい車の機能性や綺麗さも求めている方におすすめです。

価格とのバランス重視なら~5万キロ

前述したように5万キロを超えると中古車の価格は下がってきます。

年式が5年を超えていれば、2回目の車検のタイミングで売りに出された車かもしれません。

安全面での心配は基本的には不要。

渋い男性

できるだけ質の良いものをできるだけ安く買うことを重視する方に適しています。

格安中古車を求めるなら10万キロ~

さらに価格の安さ、激安と呼べる中古車を求めるなら、10万キロ以上のものも選択肢に入ってくるでしょう。

5万キロの場合と同様に、10万キロも価格急落のターニングポイントとなります。

10年10万キロが車の寿命と言われてきましたが、実際は15万キロ程度なら普通に走れる車が多いので、少なくとも3年ほどは乗ることができるでしょう。

ただし、メンテナンスされていることが大前提ということはお忘れなく…!

また、自分に合った走行距離で「買って大丈夫」と判断できたとしても、次のようなケースに当てはまったら購入はするべきではありません。

中古車は新車と異なるリスクがあるので、最後にそちらをチェックしておきましょう。

5万キロでも購入はNG!安全な中古車を選ぶために注意すること

【中古車のリスク】

  • 修復歴車
  • 故障車
  • 水没車
  • 塩害/雪害/ひょう害車

この中で申告義務があるのは、修復歴の有無のみです。

故障車を好んで選ぶ方はそういないかと思いますが、例えば水没車は修復歴には含まれないので、販売時に申告されていないこともあり得ます。

そのため、賢い中古車選びには不具合を見抜く力が必須なのです。

そこで必ず実施したいのが現車確認です。

車を調べている男性

リスクの高い中古車は、異音・異臭・異物のいずれかが発生している可能性が極めて高くなっています。

ですので、これまでに聞いたことのない音や車内に入った時に感じた異臭、あまりにも多い改造箇所などに少しでも違和感を覚えたら、購入を避けるようにしましょう。

また、水没車は様々な箇所に錆や腐食、粉末状の汚れが起こります。

販売前の車内清掃である程度は改善されますが、それでも細部まで注意深く見ることで水没車かどうかを見極めることができるでしょう。

おわりに

今回は走行距離5万キロの中古車の状態や購入するメリットを解説し、走行距離と年式と関係やベストな走行距離の考え方などもご紹介してきました。

いかがでしたでしょうか?

走行距離が5万キロを超えた中古車は敬遠されがちですが、メンテナンス次第ではまだまだ十分乗れる車がほとんどです。

価格の安さと質のバランスにおいてはピカイチで、非常にコスパがよいと言えるでしょう。

黄色い車の女性

また、走行距離だけでなく年式との関係も理解しておくと、損のない上手な中古車購入に役立てることができます。

基本的に5万キロ程度の中古車は何の問題もなく購入して大丈夫ですが、中古車ならではのリスクがあるので現車確認は必ず行うようにしてくださいね。

しかし、自分で見極めるのは大変だし、本当に安心安全の中古車選びができるか不安という方もいらっしゃるでしょう。

そんな方は信頼できる中古車買取・販売店に相談してみるのが一番です。

中古車の購入を検討されている方はぜひ、神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstまでお気軽にお問い合わせください。

新横浜にあるFirstではお客様のご希望に合わせたオンリーワンの車選びのお手伝いをさせていただきます。

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皆さまにとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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