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「車のローンを組みたいけど金利のことがよく分からない」という人へ。固定金利型と変動金利型って?お得なのはどっち?わかりやすく解説します!

2022 / 11 / 29 (Tue)

車の豆知識

はじめに

皆さま、こんにちは!

いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。

神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。

車を購入する際、支払い方法のひとつとして利用されることの多いカーローン。

ローンを組んで車を買う場合、固定金利型か変動金利型かの金利設定によって、総返済額も大きく異なります。

そのため、それぞれの特徴や違いをよく理解しておくことがとても大切です。

NO1のポーズの女性

とはいうものの、「知らない単語が多くて何が違うのかいまいちよく分からない…」という人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、それぞれの金利設定にどのような違いがあるのか?またどちらがお得なのか?

くわしくご紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

それではまず、金利についての説明をする前にそもそも車のローンにはどのような種類があるのか?

ここから簡単に解説していきます。

車のローンは大きく分けて3種類ある

車のローンはディーラーローンと銀行系カーローン、自社ローンの3種類。

どのローンにもそれぞれに特徴があり、どれを選ぶかによって大きな違いが出てきます。

同じ期間で返済を続けるだけでも、わずかな金利や条件の違いで支払総額が大きく変わることもあるので注意が必要です。

それぞれの特徴や違いをしっかり確認して、自分に最適なローンを選びましょう。

【ディーラーローン】

ディーラーで車を購入する際に、いっしょに契約できるものがディーラーローンです。

まとめて手続きが行えるため、銀行系カーローンのように別途に手続きをする必要がなく、審査もスピーディーで比較的通りやすいというメリットがあります。

笑顔の車販売女性

場合によっては新車の購入代金が割引されることもあり、カーライフについてまるごと相談できる安心感がディーラーローンの強みといえます。

ただし、金利はほかのカーローンに比べるとやや高めになります。

また、ローンを完済するまでは車が自分名義にならず、比較的短い期間でローンを返済する必要があることなどがデメリットなことは覚えておいて下さい。

【銀行系カーローン】

銀行や信用金庫、信用組合などの金融機関が、車の購入者向けに独自に提供しているのがマイカーローンです。

金利が低いのが最大の特徴で、ディーラーローンのように完済しなくても車を自分名義にできる点も魅力です。

また、同じ金融機関ですでに住宅ローンを組んでいる場合などには、優遇措置が受けられるサービスもあります。

ウェブサイトから契約でき、店舗に行く必要がない利便性の良さもメリットといえるでしょう。

PCを叩いている女性

低金利なので予算の少ない人にとってはありがたいですが、その分、ローン審査は厳しく、審査結果が出るまでに時間のかかる傾向が強いのがデメリットです。

そのため、銀行系カーローンを希望する場合はあらかじめ必要書類を準備して、早めに申込む必要があることは注意をして下さい。

【自社ローン】

中古車販売店などの自動車販売業者が、独自に提供している車のローンを自社ローンと呼んでいます。

ローン審査も自動車販売業者が自社基準で行うため、銀行系カーローンでは審査に通りづらいアルバイトや非正規社員などであっても、利用できる可能性が高い傾向にあります。

また、このローンは金融機関や信販会社を通した金融商品ではないため、基本的に金利は0%であることが最大の特徴です。

ただ、金利相当分を車の購入代金として10~20%上乗せされることが多いため、安いとは言い切れません。

ばつを示している女性

さらに、短期間で返済する必要があったり、頭金や保証人が必要になったりする場合もあるので、事前にしっかりと確認してから申し込みましょう。

さて、まずはローンの種類について、それぞれの違いや特徴をご説明しました。

続いては、ローンの重要な要素である金利について見てみましょう。

あまり知られていませんが、実はローンの金利には2種類のシステムが存在します。

単語だけを見ると分かりづらく思えるかもしれませんが、一度違いが分かれば難しい内容ではないので一緒に確認していきましょう。

ローンの金利設定には「固定」と「変動」がある

車のローンに限らず、ローンを利用する場合には金利負担が発生します。

金利には固定金利型と変動金利型の2種類があり、実際にローンを組む際には、どちらにするのか決める必要がある。

自身に合った方法を選べるよう、まずはそれぞれの違いを把握しておきましょう。

固定金利型とは?

固定金利型とは、返済期間中に金利が変わらない返済方法です。

例えば、金利3%で契約した場合には、適用される金利は完済するまでずっと3%です。

市場の金利は景気の動向によって上下しますが、固定金利型はその影響を受けない設定のため、毎月の返済額が一定で安定性があり、返済計画が立てやすいというメリットがあります。

計算機を叩いている男性

その一方で、市場で低金利状態が続いている場合には、次にご説明する変動金利型よりも利率が高くなる傾向にあります。

変動金利型とは?

変動金利型は、市場の金利動向に合わせて利率が変動する返済方法です。

一般的な変動金利型のローンでは半年ごとに金利が見直され、ローンの返済中であっても利率が変動することがあります。

変動金利型の最大のメリットは、低金利の状態では固定金利型よりも利率が低くなるということです。

ただし、市場の金利が上がると固定金利型よりも利率が高くなってしまう場合がある点には注意が必要です。

銀行系カーローンでは「キャンペーン金利」として、通常の金利よりも低い利率でカーローンを利用できる場合があります。

そうしたキャンペーンでは変動金利型を適用しているのが一般的です。

じゃあ、結局のところ固定金利型と変動金利型ではどちらがお得なのという話になると思います。

その点について、ここから詳しく解説をして行きます。

固定金利型と変動金利型ではどっちがお得になる?

前章では固定金利型と変動金利型の特徴や違いについてご説明しましたが、実際車のローンを組む場合、どちらを選択したほうがお得になるのでしょうか?

考えている男性

最初の金利が安いのは?⇒変動金利型

固定金利型と変動金利型では、車のローンをスタートしたときの金利が異なります。

一般的にローン開始時の金利は、変動金利型が低めに、固定金利型が高めに設定されています。

実際に銀行系カーローンのホームページなどで公開されている金利を、固定金利型と変動金利型で比較してみましょう。

〈銀行系カーローンにおける固定金利型の利率〉

銀行名 年率
A銀行 1.95~2.95%
B銀行 2.1~3.4%
C銀行 1.5~3.3%

 

〈銀行系カーローンにおける変動金利型の利率〉

銀行名 年率
D銀行 0.95~2.45%
E銀行 0.9~2.4%
F銀行 1.70~2.45%

※金利はいずれも2021年6月時点のデータより引用しています

いくつかの銀行系カーローンを比較してみると、固定金利型よりも変動金利型のほうが利率が低いことがわかります。

ただし、これはあくまでも現時点での比較です。

今後の景気動向によって金利が変動した場合は、カーローンの利率も変化する可能性があるということには注意しておきましょう。

リスクが少ないのは?⇒固定金利型

車のローンの金利設定を選ぶ際は、総返済額だけではなく、安定性とリスクを考慮することも重要です。

安定性では、ローンの返済期間中に金利の変動がない固定金利型が有利です。

車と鍵

一方、変動金利型はカーローンの返済期間中、通常は半年ごとに金利の見直しが行われ、利率が上昇するリスクがあります。

つまり、景気動向の影響を受けないという点では、固定金利型がリスクは少ないということになる。

ただし、ほとんどの銀行系カーローンは変動金利型を採用しており、固定金利型を採用している銀行は多くありません。

総返済額でお得なのは?⇒状況により異なるため、判断は難しい

利率が変わらない固定金利型と、景気動向によって変化する変動金利型では、最終的な総返済額はどちらがお得なのでしょうか?

実は、こればかりはどちらがお得なのかはっきりとは答えが出ていません。

たとえば、景気が悪くて低金利の状態が長く続けば、ローン開始時の利率も低いまま推移するため、トータルで見ると変動金利型が総返済額を抑えられる可能性はあります。

逆に景気が良くなり金利が上昇した場合は、固定金利型のほうが安く済む場合が多くなる。

今後の景気がどう変化するのか予測がつかないため、一概にどちらが得かを判断することは難しいといえるでしょう。

このように、固定金利型と変動金利型はそれぞれ特徴が異なります。

車に寄りかかっている女性

一概にどちらがお得!と言えるわけではなく、安定性と景気による金利の低さ、どちらを選ぶかはユーザー側の判断にゆだねられます。

次章では、実際にそれぞれの金利型でシミュレーションをしてみましょう。

固定金利型と変動金利型の返済額について、より具体的にお分かりいただけるかと思います。

固定金利型と変動金利型をシミュレーションしてみよう

ローンで車の購入を考えている方は、固定金利型と変動金利型のどちらを選ぶべきか迷われているはず。

参考までに、ローンの返済額が固定金利型と変動金利型とでは、返済額がどのように違うのかシミュレーションしてみましょう。

固定金利型のシミュレーション結果は?

借入額300万円で、ボーナス月の増額返済はなし、返済期間5年(60ヵ月)、金利5%、元利均等返済の場合を想定してみます。

銀行系カーローンなどでは、ウェブサイト上でシミュレーターを公開しているので参考にしてみて下さい。

これを利用した固定金利型での月々の返済金額と総返済額は、次のようになります。

〈固定金利型のシミュレーション〉

金利 月々の返済額 総返済額 利息の支払総額
5% 56,613円 339万6,780円 39万6,780円

(常陽銀行「常陽マイカーローン シミュレーション」より引用しています)

変動金利型のシミュレーション結果は?

変動金利型の場合は、同じ条件でも金利の変動に合わせて返済額が変わります。

ここでは金利変動に対応した試算ではなく、金利がそれぞれ7%・5%・3%に変わった場合にどれだけギャップが出るのか?それぞれ比べてみました。

〈変動金利型のシミュレーション〉

金利 月々の返済額 総返済額 利息の支払総額
7%の場合 59,403円 356万4,180円 56万4,180円
5%の場合 56,613円 339万6,780円 39万6,780円
3%の場合 53,906円 323万4,360円 23万4,360円

(常陽銀行「常陽マイカーローン シミュレーション」より引用しています)

金利が変わった場合、最終的な返済額には大きな差がでてくるのがお分かりいただけるでしょうか?

このように金利が下がれば変動金利型が、上がれば固定金利型がお得になります。

ただし、カーローンで借り入れたお金は、一般的に車の購入費用のみに使われることが多いです。

車を所有しているだけでかかる自動車税(種別割)や車検費用、さらにメンテナンスや消耗品の費用などは別途用意しなければなりません。

そのため、上記の月々の返済額以上の出費が必要になることも踏まえて検討することが大切です。

ローンの金利設定について分かったところで、最後にもう一点重要な「返済方式」についてもあわせて確認しておきましょう。

車のローン、金利以外に重視すべきなのは?

前章では、金利が一定な「固定金利型」と市場変動によって金利が変わる「変動金利型」についてお伝えしました。

この金利とあわせて重要なのが、返済方式です。

車のローンには「元利均等返済」と「元金均等返済」の2種類の返済方式があります。

くわしく見てみましょう。

【元利均等返済方式(がんり きんとう へんさいほうしき)】

元利均等返済とは、利息と元金を合計した毎月の返済額が一定の返済方式です。

毎月の返済額は変わらず利息と元金の割合だけが変わります。

決まった金額で安定して返済していける一方で、元金均等返済に比べて総支払額が高くなるのが特徴です。

【元金均等返済方式(がんきん きんとう へんさいほうしき)】

元金均等返済とは、毎月の元金が一定で利息のみが変化していく返済方式です。

最初は利息が高いため、月々の返済額も高くなります。

しかし、返済が進むにつれて月々の返済額は下がり、総支払額が元利均等返済より少ないのが特徴です。

このように、返済方式を理解すれば、毎月の返済金額を調整することができ、計画的な返済にもつながります。

発生する利息金額の把握や月々の返済金額の変動を理解するためにも、ローンの返済方式は正しく理解しておきましょう。

おわりに

今回は、車のローンについてローンの種類や金利の設定、返済方式などについて解説してきました。

ポイントとして、車のローンには金利の設定方法として固定金利型と変動金利型があります。

利率が一定なのが固定金利型、市場の金利動向に合わせて利率が変動するのが変動金利型です。

一概には比較できませんが、景気が悪く低金利が長く続くようであれば変動金利型が、逆に景気が良くなり金利が上昇する場合は固定金利型がお得になります。

ここがポイントの女性

ローンを実際に組む前に、自分もしくはローン会社のシミュレーションを利用して計算しておくとのがおすすめです。

また車のローンについてわからないことがある場合は、専門業者に相談することも解決への近道です。

そんな中、神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstでは車のローンに関するご相談を受け付けております。

豊富な買取・販売実績から、あなたにぴったりのカーローンのご提案をさせていただきます。

またFirstはとにかく査定も査定後の振り込みが早いことが特徴です。

その理由は大手車買取業者に比べて少数精鋭で動いているため決済承認が早いからです。

そのようなメリットもあるため。ぜひお気軽にFirstまでお問い合わせください。

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皆さまにとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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