お得にBMWに乗りたい方必見!リセールバリューの特徴や高く売れるモデルをご紹介いたします!
2022 / 11 / 8 (Tue)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
「駆け抜ける喜び」というコンセプトの下、スポーティーな走りで世界中の車好きを魅了し続けているBMW。
日本国内でも長年その人気は高く、メルセデスベンツやポルシェと並ぶ高級輸入車のトップブランドとして抜群の知名度を誇っています。
そんなBMWは、新車のみならず中古車であっても人気が落ちることがありません。
それゆえに、売却時は高値が期待できるのでは?と思いますよね。
ですが、期待できないところが大きいです。
なぜならば、輸入車特有のリセールバリューの低さはBMWも例外でなく、お得に乗るにはリセールバリューの高いモデルを選ぶことが重要となります。
そこで今回の記事では、BMWのリセールバリューの特徴やリセールバリューの高いモデルなどについて解説いたします。
あわせて、リセールバリューを高めるためのポイントもご紹介しますので、BMWの購入や売却を検討している方はぜひ参考にしてください。
でははじめに、そもそもリセールバリューとは何?というところから解説していきます。
リセールバリューって何?
リセールバリューとは、車の再販価値のことです。
中古車市場は、車業界を取り巻く環境やライフスタイル、トレンドによって相場が非常に流動的となっています。
人気が高く需要が見込める車などは中古車市場において高値で売れやすいので、それに合わせて買取価格が高くなります。
買取価格が高ければその分手元に戻る金額が多くなるので、お得に車の買い替えをするためにも無視できない項目であることを覚えておきましょう。
そんなリセールバリューは輸入車と国産車によって差が付くことが多いようです。
その理由について次のところで解説していきます。
輸入車は国産車よりもリセールバリューが低い
輸入車のメーカーを見ると、世界中でその名を知られているメーカーが揃っており、その高級感や特別感は言うまでもありません。
それにもかかわらず、国産車よりもリセールバリューが低いとされる理由は何なのでしょうか。
それは、中古車市場での需要の少なさが大きく関係していると考えられます。
日本での需要のみを考えると、圧倒的に輸入車よりも国産車の方が求められています。
国産車市場と比べると人気のある輸入車でもその市場規模は小さいため、リセールバリューは低くなってしまうのです。
また、輸入車は故障しやすいというイメージを持つ方が多く、修理にかかる費用や維持費を考えると国産車の方が扱いやすいとも考えられています。
国産車ほどの手厚いメーカー保証がないことも含めて、リセールバリューが伸び悩む要因の一つでしょう。
元の価格が高い輸入車は中古でも国産の新車価格並みとなることが多く、そこに故障リスク等も加わると、あえて中古輸入車を購入する層は限られてしまいます。
そのため、全体的な輸入車のリセールバリューは3年で35~40%程度となり、国産の大衆モデルと同等もしくはそれ以下となるのです。
そんな中、BMWのリセールバリューはどのようになっているのでしょうか?その特徴について次のところで見ていきましょう。
BMWのリセールバリューは低い傾向
BMWの全体的なリセールバリューは、新車購入から3年で40~50%程度まで下がり、半額以下になることが珍しくありません。
その理由として以下のことが考えられます。
走行関係の部品の故障が多い
輸入車の中でも、BMWは足回りやエンジン、ブレーキ、パワーステアリングといった走行関係の部品に故障が起こりやすいと言われています。
走行性を重視するBMWの車は、街乗り仕様の軽自動車やコンパクトカーよりも車体に負担がかかりやすいのが一因です。
中古車の場合は一層トラブルが多く、高値で販売してもなかなか買い手がつきにくくなっています。
したがって、BMWは新車から長く乗れば乗るほど価値の減少が著しく、車の買い替えなどに際しては不利であると言えるでしょう。
国内人気が高く、流通量が多い
BMWの車は国内市場での人気が高いため、すでに市場に多くの車数が流通していることもリセールバリューが低くなる要因の一つです。
中古車の買取価格は需要と供給のバランスによって決まるので、供給数が多ければリセールバリューは引き下げられてしまいます。
新車販売時の値引き額が大きい
同じドイツメーカーであるベンツやポルシェと比べてもBMWのリセールバリューは低いのですが、これには新車販売時の値引き額が関係しています。
値引きすることにより新車販売台数を増やすことができますが、車の価値を最初から下げることになるので、必然的にリセールバリューも低くなってしまうのです。
また、車格も価格も高い5・6シリーズ以降(1000万円クラス)はその分需要も限られ、リセールにおいては不利であると言えるでしょう。
BMWのリセールバリューはモデルチェンジで急落する
BMW全シリーズのリセールバリューに共通している特徴として、モデルチェンジでの値下がり幅が大きいということが挙げられます。
一般的に、リセールバリューに大きく影響するのはフルモデルチェンジとされていますが、BMWの場合はマイナーチェンジの前期/後期の違いだけでも20~30%残価率が下がります。
これは車格によっては200~300万円価値が落ちることを意味しています。
ですので、BMWのリセールバリューを保ちつつ乗り継いでいくなら、モデルチェンジ前の売却が有効です。
一方、BMWの多彩なラインナップの中には高いリセールバリューを誇っているモデルもあります。
お得にBMWに乗るために、次のようなモデルを選んでみてはいかがでしょうか?
BMWの中で高いリセールバリューを誇っているのは?
まず、BMWでリセールバリューの高い上位5モデルを見ていきましょう。
順位 | モデル | グレード |
1位 | Ⅹ4 | xDrive28i Mスポーツ |
2位 | Ⅹ5 | xDrive35d Mスポーツ |
3位 | M3 | コンペティション |
4位 | Ⅹ3 | xDrive20d Mスポーツ |
5位 | Ⅹ6 | xDrive35i |
2022年8月時点
リセールバリューが高いBMWの共通点
SUV
世界的なSUV人気はBMWにも波及しており、BMWが新たな顧客層を獲得するために開発したSUVモデル「Xシリーズ」がリセール上位を占めています。
中でも、首位のⅩシリーズ最新作「Ⅹ4は」、輸入車全体から見てもリセールが良好で高価買取が実施されているモデルとして知られています。
SUVモデルはグレードにおけるリセールバリューの差が少ないのも特徴です。
売却を考えてBMWの車を選ぶなら、SUV一択といえるでしょう。
セダンよりクーペが人気
BMWの主力ともいえるセダンですが、国内市場におけるセダン離れは著しく、BMWでも同様に厳しい状況です。
一般的にクーペはリセールバリューが低いボディタイプとなりますが、現在BMWはクーペの残価率が高くなっており、セダンを凌ぐようになっています。
「Mスポーツ」グレード
各シリーズ共通してMスポーツのリセールバリューが高くなっています。
MシリーズはBMW M社が開発しているモデルで、主に「Mスポーツ」「Mパフォーマンスモデル」「Mモデル」の3つのグレード展開。
その中で、比較的安価なMスポーツの人気が特に高く、国内市場での販売台数の半数を占めています。
売却時のリセールバリューを考慮すると、選んで損はないグレードといえるでしょう。
ディーゼルモデルも人気が高い
ディーゼル車は新車価格の高さからリセールバリューが低くなる傾向がありますが、BMWではディーゼル車の人気も高く、リセールランキングの上位にランクインしています。
続いて、BMWのリセールバリューランキング上位3車種を詳しくご紹介していきます。
BMWでリセールバリューが高いモデル
BMW Ⅹ4
- 新車価格 695~925万円
- 3年落ちリセールバリュー 約37%
- 5年落ちリセールバリュー 約31%
主力モデルである「BMW Ⅹ3」をベースに、クーペボディーを採用した流線形のボディーが目を引く一台です。
SUVとは思えない加速力を誇り、スポーティーかつエレガントな雰囲気を放つ外車として国内でも非常に人気を集めています。
また、ユーロNCAPにおいて5つ星を獲得しており、安全性能が高く評価されているモデルでもあります。
グレードはxDrive20d Mスポーツ、カラーは白、セレクトパッケージが好リセール。
特にサンルーフのリセールへの影響は大きく、付ける価値は十分あるでしょう。
BMW X5
- 新車価格 961~1388万円
- 3年落ちリセールバリュー 約37%
- 5落ちリセールバリュー 約35%
オフロードやアウトドアだけでなく、日常生活でも使い勝手のよいBMW X5。
BMWのクロスオーバーSUVの原点となるモデルです。
荷室の広さに加えて高級感溢れるエクステリアで人気が高く、2019年に発表された4代目モデルには最新機能が多数搭載されています。
グレードはディーゼルのMスポーツ、カラーは白か黒、サンルーフ仕様が好リセール。
高価格帯モデルですが、モデルチェンジと走行距離に注意すればリセールバリューの急落をある程度防ぐことができます。
BMW M3
新車価格 1351~1496万円
言わずと知れたBMWの主力モデル「BMW 3シリーズ」をベースに、スポーツ仕様にチューニングされたモデルがBMW M3です。
1987年の発売以降BMWの歴史を支えたロングセラーモデルで、その走行性はもちろんのこと、コンパクトなボディサイズで操作性が高い点も評価されています。
現行モデルは2021年にフルモデルチェンジされたばかりで圧倒的にタマ数が少ないため、リセールバリューは80%程度と高値が付きやすい状況です。
また、型落ちモデルではM3セダンの白、コンペティション・パッケージが好リセール。
コンペティション・パッケージはM3の動力性能を高める充実のパッケージプランです。価格は約98万円と高価ですが、その分買取価格にきちんと反映されています。
このように、リセールバリューには車種はもちろんのこと、グレードや色、オプションなどの仕様も大きく関係しています。
BMWは高級輸入車だからこそ、単に移動手段としてだけでなく資産価値も考えて人気の要素が高い車を選びましょう。
ただし、人気の要素を満たしていればよいというわけでもありません。
BMWのような輸入車は、車買取業者によって買取価格も異なってきます。
そのため、輸入車の専門知識と豊富な販路を持つ車買取業者を利用することをおすすめします。
BMWのおすすめの売却先
輸入車専門買取
車買取店の中には、輸入車に特化している業者がいます。
それらの業者は輸入車全般に詳しく、輸入中古車の販売店をはじめとする豊富な販売ルートを持っています。
さらに、自社で整備を行う買車取業者の場合は買取後の整備や修理を安価で行えるので、高価買取の可能性はより高くなるでしょう。
また、BMWの車を専門に買い取る業者も存在しています。
そのような業者は顧客のニーズに合わせて仕入れを行うので、条件が合えば想像以上の高値が付くことも期待できるでしょう。
中古車買取店
輸入車専門でなくても輸入車の取り扱いが多い業者であれば、BMWのようにリセールバリューが低くなりやすい車でも高額査定を狙うことができます。
高級車の買取・販売を行っているFirstでは、輸入車の高額買取も積極的に行っております。
輸入車やBMWの売却をお考えの方は、ぜひFirstまでご相談ください。
おわりに
今回の記事では、お得にBMWに乗るために知っておきたいリセールバリューの特徴やリセールバリューの高いモデル、そしてBMWの車のおすすめの売却先などをご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
BMWの人気や性能の高さは明白ですが、輸入車の需要が限られていることや故障の不安があることなどから、リセールバリューは低い傾向にあります。
3年落ちの国産車の平均的なリセールバリューが50~60%前後であるのに比べて、BMWの車は30~40%前後であり、新車価格の半額以下になることも少なくないでしょう。
しかし、BMWの中でもモデルによっては高いリセールバリューが見込めるものもあります。購入時はあらかじめ人気の仕様をチェックしておき、リセールを考慮して車を選ぶとよいでしょう。
BMWの車を少しでも高く売却するのであれば、専門知識と豊富な販路を持つ輸入車専門買取や輸入車の取り扱い数が多い中古車買取店の利用をおすすめします。
BMWの売却や購入をご希望の方は、神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstまでお気軽にご相談ください。
Firstでは、お客様に喜んでいただけるような高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。
皆さまにとって最高の出会いとなるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。