車買い替え時のディーラー下取りは他社メーカーでも可能なの?注意点やお得な売却方法をご紹介いたします!
2022 / 11 / 4 (Fri)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
車を買い替える時、現在乗っている車とは違うメーカーのものを選ぶことはよくあります。
そんな時、「他社メーカーの車でもディーラーで下取りしてもらえるの?」と疑問に思うことがあるのではないでしょうか?
違うメーカーの車に買い替えることで損をするのは避けたいところですよね。
結論からいうと、他社の車をディーラーに持ち込んでの下取りは基本的には可能です。
むしろ、通常よりも好条件での下取りになる可能性さえあるのです。
今回は、他社メーカーの車を下取りに出そうと検討している方に向けて、メリットや注意点をご紹介していきます。
また、ディーラー下取りよりも高く車を売るためのお得な方法についてもお伝えしていきます。ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
それでははじめに、ディーラーが他社メーカーの車を下取りする理由から見ていきましょう。
他社の車でもディーラー下取りは可能!
車の買い替え時に、自社の車でないからと下取りを断るディーラーはほとんどありません。
どのメーカーのものでも、問題なく下取りしてくれます。
なぜなら、ディーラー側にとっても、他社の車を持ち込んでもらうことにメリットがあるからです。
つまりディーラーは顧客獲得のチャンスと考えています。
ディーラーにとって他社メーカーからの買い替え・下取りは、顧客を獲得し、市場シェアを拡大することにつながります。
下取りは新規で車を購入することが前提ですので、ディーラーとしては自社の車が売れるなら快く下取りをしていこうという姿勢が強いでしょう。
他社からの買い替えは、新車購入だけでなく、車検や法定点検などのメンテンナス、オプション購入など、付随する利益が見込めます。
さらに自社の車を気に入ってもらえれば、次回の買い替えや家族・知人への紹介など、将来的に新たな販路を獲得することも可能なのです。
他社メーカーの車をディーラーに下取りしてもらった場合、その車は査定・整備を行った上でオートオークションに出品されるのが一般的です。
また、価値がなく廃車になったとしても、税金還付などで利益を得ることも可能となっています。
では、ユーザーにとっては、他社の車をディーラー下取りに出すメリットはどのようなものがあるのでしょうか?
買い替えで他社メーカーの車をディーラー下取りしてもらう時のメリット
買い替え時に他社の車をディーラー下取りしてもらう主なメリットとして、以下の3つが考えられます。
- 下取り額が上がることがある
- 対策金が出る可能性がある
- 車の購入と売却の交渉が一度にできる
ここからはひとつずつ解説していきます。
下取り額が上がることがある
他社メーカーの車をディーラー下取りに出した場合、条件的に不利になるのではないかと不安を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そのせいで下取り額が下がるということはありません。
というのも、下取り額はオートオークションの相場を基準に算出されているからです。
ディーラーはその基準を元にしつつ、他社からの買い替えを希望するユーザーを取り逃がさないように下取り額を上げるケースがあります。
本気で他社からの買い替えを検討しているのであれば、それが下取り額を引き上げる交渉材料にもなり得るでしょう。
対策金が出る可能性がある
車種によりますが、「乗り換え対策強化」などといった社内用キャンペーンとして、下取り強化の対策金が出ることも少なくないそうです。
この場合、ディーラーは自社製品を売るために、他社メーカーの車を高く下取りすることができるようになります。
ものによっては、中古車買取店に売るよりも高値がつく可能性もあります。
ディーラーの売り上げを伸ばすための施策ですが、買い替え検討中の方にとっては心強いサポートに違いありません。
車の購入と売却の交渉が一度にできる
これは他社からの買い替えに限らずですが、ディーラーで下取りをしてもらう場合は下取り額に対する交渉と、新車購入に対する交渉の2つを一度に行うことが可能です。
そのため、下取りや車両本体の値引きなどの細かい交渉ができなくても、最終的な支払額の希望さえはっきりしていれば、それに沿った提案をしてもらえるでしょう。
また、まとめて交渉することで手間を省くこともできるのも、ディーラー下取りの魅力のひとつです。
一方で、他社メーカーの車をディーラー下取りに出すことには注意点もあります。
下取りで損をしないために、そしてスムーズに買い替えを行うために、それらの注意点を事前に把握しておきましょう。
買い替えで他社メーカーの車をディーラー下取りしてもらう時の注意点
車のサポート体制が異なる
他社の車をディーラー下取りしてもらう時に見逃しがちなのが、メーカーによってサポート体制が異なるという点です。
ディーラーを利用する最大の魅力は、行き届いた手厚いサポート体制です。
いずれのディーラーも充実したサポートを提供していますが、アフターケアなどのサービス内容やサポート体制にはそれぞれ違いがある。
それゆえに、買い替え後に後悔しないようにあらかじめ確認しておきましょう。
特に、無料点検やエンジン部品の長期保証期間などは細かな違いがある上に、修理・交換となると大きな費用も関わってくるので注意が必要。
メーカー保証は対象となる年数や走行距離がさまざまですので、購入する車をどれだけ使用するかという点も、メーカーを選ぶ上で重要です。
国産車⇔輸入車の買い替えは下取り額が安くなりやすい
他社メーカーの車でも極端に下取り額が安くなることはありませんが、国産車⇔輸入車の買い替えは例外です。
これは査定知識と再販ルートが主な要因となっています。
国産車と輸入車では、車の性能だけでなく特徴も大きく異なります。
そもそも国産車のディーラーは国産車を専門としているので、輸入車についての知識をそれほど必要としていません。
(逆も然り)ですので、専門外の車を適正に査定するのは難しいというのが現状です。
思ったよりも下取り額が安く、次の車の購入費用の工面が大変になる可能性も考えられるため、国産車と輸入車で買い替える場合はその点を踏まえて計画的に行いましょう。
再査定後の減額トラブルに注意
他社からの買い替えにおいて、再査定後の減額トラブルに巻き込まれないように気を付けましょう。
ディーラーで車を購入すると必ず契約書が用意されますが、その裏側などに小さく「自動車注文書契約約款事項」が記載されています。
そこに、「他社メーカーの下取りは再査定することがある」といった文言がある場合は要注意です。
この一文があると車引き上げ時に再査定される恐れがあり、減額分は後日請求されてしまいます。
そのため、面倒でも契約書は細部まで目を通してからサインし、トラブルを回避しましょう。
ローンの完済が必要
他社からのディーラーローンを組んでいる場合、基本的にローンを完済しなければ車の売却はできません。
なぜなら、ローン完済までは車の所有権がローン会社もしくはディーラーにあるからです。
この名義問題は、自社の車であれば残債を考慮して所有権解除手続きを行い下取りすることも可能です。
しかし、他社メーカーの車は他社の名義なので、ディーラーは解除手続きができません。
残債があるにも関わらず勝手に車を売却することは違法行為ですので、くれぐれも注意しましょう。
ローンの完済方法には以下のような手段があります。
- 現金で支払う
- 下取り金をローン返済に充てる
- 新たに別のローンを組む
- 次の車のローンに上乗せする
残債がある状態で車を買い替えるとなると時間も手間もかかるので、スムーズに売却を進めたいならローンは完済もしくは完済の目途を立てておくのが賢明です。
さて、ここまでの解説で、他社メーカーの車でもディーラーで下取りしてもらえることがわかりました。
そしてメリットや注意点を把握しておく必要があることもお分かりいただけたのではないでしょうか?
下取りは現在の車の売却から新車の納車まで、ディーラーが一貫して対応してくれるので、手続きが簡単でスムーズに買い替えられる点が大きな魅力です。
ただし、「車を高く売る」という観点から見ると、よりよい方法があります。
そこでここからは、車のお得な売却方法についてご紹介していきたいと思います。
車をお得に買い替えたいなら、下取りよりも買取がおすすめ
買い替えで車を売却する際には、大きく分けて下取り・買取の2つの方法があります。
下取りはディーラーが行い、買取は中古車買取業者が行いますが、一般的に下取りは買取よりも安くなりやすいとされています。
ディーラー下取りは買取よりも安くなりやすい
ディーラー下取りは新車の購入促進の一環ですので、中古車を高く引き取るということに重きを置いていません。
一方で、中古車買取業者は中古車を買い取って再販し利益を得ているので、メーカーに関係なく、売れる車には積極的に高値をつけてくれるのです。
また、専門の車種やメーカーを取り扱う業者も多く存在します。
高い専門知識から愛車を正確に査定してくれるので、価値に見合った価格を提示してくれることが期待できるでしょう。
さらに、ディーラー下取りと比べて有効な販路を多く持つのも買取の特徴として挙げられます。
幅広いニーズがあるので、ディーラー下取りでは走行距離が長い、年式が古いなどの理由から値段がつかない車でも、買取であれば査定額が付く場合もあります。
ディーラー下取りは安くなりやすいからこそ、査定額を比較しよう
中古車市場の相場が反映されないディーラー下取りでは、提示された下取り額が適正価格かどうかわかりません。
そのため、少しでもお得に車を買い替えたいのであれば、ディーラーでの下取り価格だけでなく複数業者に査定を依頼し、査定額を比較することが重要です。
しかし、いくつもの業者に連絡して査定を受けるのは手間も時間もかかってしまいますよね。
最近では、LINE査定やウェブ査定、または一度に複数業者に査定依頼ができる一括査定など、気軽に受けられる査定の選択肢が増えています。
そのような便利なサービスを活用しつつ、最高値で売却できる売却先を選びましょう。
おわりに
今回の記事では、車買い替え時のディーラー下取りは他社メーカーでも可能?メリットと注意点や、車をよりお得に買い替えるための売却方法をご紹介してきました。
いかがでしたでしょうか?
他社メーカーの車に買い替える場合のディーラー下取りは、基本的にどこでも受けてもらうことができます。
ディーラーにとっては新規の顧客獲得のチャンスなので、下取り額アップの交渉にも使えるでしょう。
しかし、他社とは再販ルートが異なるので、下取り額が思ったよりも伸びないこともあります。
特に国産車と輸入車の買い替えにおいて顕著ですので、他の方法を検討するのもひとつでしょう。
また、ディーラーで他社の車を下取りしてもらう際には、車買い替え後のサポート体制の違いや再査定による減額トラブル、ローンの完済など、注意しなければならない点もあります。
お得かつスムーズに車を買い替えるためには、それらの注意点をしっかり把握しておくことが大切です。
金額面で満足のいく売却を考えるなら、中古車買取業者を利用するとよいでしょう。
ディーラー下取りも含め、まずは複数社に査定を依頼し、愛車の価値を最大限評価してくれる業者に売却するのが、最もお得な方法です。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstでは、お客様の車の買い替えを万全の体制でサポートしています。
車の買い替えをご希望の方は、Firstまでお気軽にお問い合わせください。
皆さまにとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。