中古車の高額買取はタイミングが大切!ベストな売り時と高く売るコツを徹底解説いたします。
2022 / 10 / 15 (Sat)
車の豆知識
はじめに
皆さま、こんにちは!
いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。
神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstです。
車を購入してから何年後に売却するのが最もよいタイミングなのか、迷っている方も多いのはないでしょうか。
「3年はさすがに早いのでは?」
「できるだけ長く乗った方がお得?」
など、中古車の売り時に対する考えは人それぞれ異なるでしょう。
そんな中、中古車をお得に売却するためにまず意識しておきたいのは「リセールバリュー」です。
リセールバリューとは車の再販価値のことで、通常は年数が経つにつれて下がっていくので、中古車の売却時期や乗り換えのタイミングは慎重に見極める必要があるのです。
では実際に、中古車の年数の違いは買取価格にどれくらい影響するのでしょうか?
また、年数以外にも高額買取に適したタイミングはあるのでしょうか?
今回の記事では中古車を売却するベストな年数について徹底解説していきます。
年数ごとの比較や走行距離との関係、そして年式以外で重要なタイミングもご紹介していきますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
まずは基礎知識として、車の年式とは何かについて説明していきます。
車の年式は「初年度登録日」のこと
車の年式=製造日と思われがちですが、正しくは年式=初年度登録日です。
車の製造日はいつ車が完成したかを示すのに対し、初年度登録日は車が製造されて新車として購入した際に初めて運輸支局に登録された日にちを表します。
車の所有者が明確になるのが初年度登録日の特徴です。
国産車の場合、製造日と登録日はほとんど同じになりますが、輸入車の場合は本国で製造されてから日本で販売されるまでに時間を要するので、製造日とのずれが生じるケースもあります。
そのため、この二つは全く別物であることを頭に入れておきましょう。
中古車を取り扱っている業者では、多くが初年度登録日を年式として扱っています。
では、この「年式」は中古車買取相場にどのように影響しているのでしょうか?
ここからは経過年数と買取相場の関係について解説していきます。
中古車の年式と買取相場の関係
基本的に年数が経つと車の価値は下がります。
中古車の価格は国産車・輸入者を問わず、新車登録1年で約7割になるといわれており、その後も年式が古くなるにつれて相場は下降傾向です。
車買取相場の推移について以下の表をご覧ください。
経過年数 | 中古車買取相場の推移 |
1年 | 70% |
3年 | 40~60% |
5年 | 30~45% |
8~10年 | 0~10% |
2年目以降は前年度の金額からの減額となるので、新車は最初の数年でぐっと値下がりし、また高級車であるほど値下がり幅は大きくなります。
そして3年目で価値はほぼ半分になり、5年目になると3割前後まで下落してしまう。
もちろん、中古車買取相場の推移は車種や人気度などによっても異なります。
ただし、クラシックカーや旧車でない限り、年式が8年以上になると高額買取は期待できないでしょう。
昨今は技術の進歩により車の寿命は以前より延びていますが、寿命に比べて車買取価格が安定している時期は短くなっています。
このように、中古車は早く売却すればするほど高値がつきやすいことがわかりました。
それを踏まえた上で、中古車は何年目に買取に出すのがベストなのか、それぞれの節目ごとの特徴を解説していきます。
中古車を売るには何年目がベスト?年数ごとに比較してみよう
3年目
新車購入から3年目で中古車を売却する大きなメリットは、車検費用がかからずに済むという点です。
また、新車から3年未満であれば比較的新しい年式として査定されます。
中古車として売却してもよほどの理由がない限り大幅な減額の心配はないでしょう。
残価率も7割前後と高い傾向にあり、高額査定が期待できるのは3年目までが基本です。
そして、メンテンナンス費用が安く済むというメリットも挙げられます。
まだまだ部品の劣化が少ないので、それに伴う修理・交換費用がかからない可能性が高いでしょう。
5年目
車を購入して5年目は二度目の車検があるため、車検を通さずに査定に出せば車検費用を節約することができます。
一方で購入から5年のタイミングでメーカーの特別保証が切れるので、故障部品の無償交換などの保証が受けられなくなります。
つまり、5年目を超えると保証が切れている中古車ということになるため、車買取相場に大きな影響が出るのです。
したがって、中古車の買取において5年目は大幅減額の分岐点とされています。
5年目か6年目かの違いで査定額に大きな差がつきやすいので、6年目に入る前に売却しておくと納得の買取価格になるでしょう。
7年目
車を購入して7年落ちになると、どんなに耐久性が高い車でも劣化が見え始めます。
維持費がかさんできて買取相場もさらに落ち、残価率は20%程度まで下落してしまう。
そのため、ちょうど3回目の車検を控えたこのタイミングは買い替えのよい節目といえるでしょう。
また、7年という年月の間に車は最新技術のものに大きく変化しているため、より高性能の車が登場していることも珍しくありません。
特に、燃費性能や税金に関しては新しいモデルに乗り換えた方が経済的である可能性も高いので、長年同じ車に乗り続けている方は検討してみても良いと思います。
9年目
一般的に中古車の価値が1割未満になるのが使用年数10年に達する時とされています。
その前の9年目のタイミングでも買取相場はかなり下がっているため高額買取は期待できませんが、少しでも次の車の購入資金に充てたい場合はラストチャンスといってもよいでしょう。
10年目前後で車の部品は寿命を迎えるものが多く、13年目を超えると税金が上がることも忘れてはなりません。
無理に維持するよりも、査定に出して新しい車に乗り換えた方が経済的にも楽になるでしょう。
中古車を売却する際には年数だけでなく走行距離も同じく重要です。
走行距離は短ければ短いほどよいと思ってしまいますが、実際は年式と走行距離のバランスが大切です。
ここからは、車の年数と走行距離の関係性が査定額にどのように影響するかについて見ていきましょう。
中古車を売却する年数と走行距離の関係性
現在、日本自動車査定協会が発表している標準走行距離は、1年間で1万km以内が目安となっています。
これを超えて走行している車は過走行車として査定額が減額となりますが、低走行車が必ずしも高値とは限りません。
低走行車が高額査定になるとは限らない
中古車を売却する時に必ずチェックされるのが、年式と走行距離のバランスです。
そのため、年式に対して走行距離が極端に短い車は査定額が下がる場合もあります。
走行距離が短いということは、近距離走行のみの使用であったり、長年乗らずに放置されていたりということも考えられるからです。
そのような場合、エンジンへの負荷やメンテナンス不足を考慮すると、車の状態は良いとは言い切れないでしょう。
もちろん無理に走行する必要はありませんが、走行距離が短いからと安心せずに定期的にメンテナンスすることで高価買取のチャンスが広がります。
走行距離でプラス査定を狙うには平均よりやや少なめがよい
1年1万kmの標準走行距離と比較して、どの程度使用されているかが評価のポイントです。
例えば、3年落ちの中古車の標準走行距離はおよそ3万kmです。
売却する中古車の走行距離が2万km以下であれば、プラス査定は期待できないでしょう。
2.5万km前後であれば標準走行距離より短く、極端に低走行でもないため加点が期待できます。
さらに中古車買取においてベストなタイミングを見極めるためには、年数・走行距離以外にも確認しておきたい項目があります。
すべての項目をチェックして、より高額買取してもらえる時期を選びましょう。
中古車の高額買取のためには年式以外でも重要なタイミングがある
車検前
前述したように、毎回10万円前後の費用がかかる車検前も中古車の売り時です。
例え車検を通してから買取に出しても、買取価格が車検費用を上回ることはほとんどありません。
中古車のリセールバリューも3年、5年、7年と、車検のタイミングに合わせて段階的に下がっていくので、これを目安にするとよいでしょう。
モデルチェンジ前
6~7年周期で行われるフルモデルチェンジ後は、買取相場が大きく下落するのが一般的です。
したがって、高額買取のためにはフルモデルチェンジ前に手放すのがおすすめかもしれない。
モデルチェンジの時期は明確に公表されていませんが、これまでの傾向を調べたり日頃からメーカーのHPをチェックしたりすることである程度予想することが可能です。
故障した時
故障の程度にもよりますが、車の修理には大きな費用がかかることがあります。
修理代が高くついて買取価格が安いということも大いにありえるので、修理代と買取相場を照らし合わせ、価格差によっては買取に出してしまった方がお得でしょう。
軽度の故障であればさほどのマイナスにはならずに買い取ってもらえますが、走行性能に影響がある場合の買取は厳しいかもしれません。
その場合は、パーツ需要を見込んで廃車買取に出すと高額査定がつく可能性もあります。
ライフスタイルが変わる時
ライフスタイルの変化によって、自分の意思とは関係なく車を乗り換える必要も出てくるでしょう。
予想できるライフイベントに関しては、売却のタイミングを事前に検討しておくことで高額買取のチャンスを逃さずに済むかもしれません。
以上のように、中古車を高額買取してもらいやすいタイミングはいくつかあります。
これらのタイミングを総合的に見て、買取に出す時期を検討するとよいでしょう。
中古車の高額買取を目指すなら、車を高く売るポイントも押さえておく必要があります。
簡単なことばかりですので、以下を参考に実践してみてくださいね。
中古車を高額買取してもらうためのコツ
中古車買取相場をチェックする
事前に中古車の買取相場を把握しておくことで不当に安く買い叩かれるリスクを避けることができます。
買取相場は、メーカーHPのシミュレーションや買取業者のHPなどで調べられます。
査定前に洗車・清掃しておく
査定前に車を綺麗にしておくことで大切に扱ってきた車であることがアピールでき、査定士への印象がアップします。
特に、車内のにおいは注意すべきポイントです。たばこやペットのにおいは染みついていることが多いため、念入りに換気・消臭を行いましょう。
純正品・付属品は揃えておく
中古車市場では、後付けができない純正オプション・パーツのある車に人気が集まります。
社外パーツに付け替えている方は、査定時に純正品を持参しましょう。
また、メンテンナンスノートやスペアキーなどの付属品も、不足しているとマイナス査定になりますので事前に確認しておいて下さい。
複数の車買取業者に依頼する
まず、中古車を高額買取してもらいたいなら下取りよりも買取を選ぶのが基本です。
その上で、複数の車買取業者に査定を依頼することをおすすめします。
車買取業者には得意・不得意があり、求めている車種も異なるため、愛車に合った業者を見つけることが重要です。
また、査定額を比較することで適正価格を知り、より高額で買い取ってくれる業者を選ぶことが可能となります。
おわりに
今回の記事では、中古車の高額買取のベストな年数や走行距離との関係、そして年数以外の重要なタイミングなどについて解説してきました。
いかがでしたでしょうか?
中古車は手放すタイミングによって買取価格が大きく変わります。
中古車を売るのにベストな年数は重視するポイントによって異なり、高額買取を希望するのであれば年数は若い方がよいでしょう。
初回の車検時期である3年目は、査定額が高く維持費もかからないので、お得なタイミングであるといえます。
また、年数と走行距離のバランスも気をつけなければなりません。
1年1万kmをベースに多すぎず少なすぎずの走行距離を保っておくと、加点になりやすいです。
その他にも、モデルチェンジや不具合が生じた時など年数以外の要素も考慮し、できるだけ高額買取してもらえるタイミングを見極めることが重要。
そして中古車の高額買取のためには、複数の買取業者に査定依頼することも意識しておきたいポイントです。
その中で高額買取が可能で信頼できる業者を選び、愛車を少しでも高く売却しましょう。
中古車を買取に出すタイミングでお悩みの方や、一度査定を受けてみようかな?と思われた方は、神奈川県横浜市にある車買取専門店Firstまでお気軽にお問い合わせください。
Firstではお客様に喜んでいただけるような高値で査定をさせていただくことをモットーとしています。
皆さまにとって「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させていただきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。