ローン返済中の残積があっても車の買取は大丈夫?高額査定を出す方法を解説します!
2021 / 12 / 23 (Thu)
車の豆知識
はじめに
皆様、こんにちは!
いつもfirstのブログをご覧頂きありがとうございます!
車を購入する際に、現金一括ではなくローンを組んで購入する人はとても多いのではないでしょうか?
私もその中の一人でございます笑
そんな中、3年、4年と支払い続けることになる自動車ローンですが、まだ完済していないうちに新車を購入したくなることもあるはずです。
そしてそういう時に限って、まだローンがあるから新車購入にはまだ早いと車が欲しい気持ちを無意識に抑えてしまっているかもしれません。
でもですね、ローン返済中の残積があっても車を購入することは可能です。
なんなら出来るだけ早い段階で車を売った方が、高額査定がついてグレードの高い新車に乗り換えをすることが出来ます。
そして今回の記事では、ローン残積がある車を高額査定に出すための方法について徹底解説をしていきますので最後まで読んでみて下さい。
まずはじめにローンが残っている車を売却する時の注意点について紹介します。
ローン残積がある車を売る注意点
前述しましたが、ローン残積がある車を売却することは可能ですが、スムーズに売却を行うためにはいくつかの注意点があります。
- 売ってもローンは消えない
- 売却は名義者本人だけが可能
売ってもローンは消えない
ローン残積が残っている車でも、名義者本人なら自由に売却することができます。
しかしながら車を手放したからといって、ローンそのものが消滅するわけではないのです。
ローンはあくまで購入代金を分割して支払っているだけなので、一括現金で購入する場合と同様に、全額支払わなくてはなりません。
そんな中、車を売却した代金でローンの残債を全額支払いきれるならベストですよね。
身も心もスッキリって感じになります笑
反対に、完済に足りない場合には、手元にない車のためのローンを支払い続けなければならないので気が滅入ってしまうかもしれない。
ただそのローン残積については支払い義務がありますので、しっかりと完済に向けての計画を立ててみて下さい。
売却は名義者本人だけが可能
ローンが残っている車を売却する時には、名義がオーナー本人ではないと売ることが出来ません。
車は法律で所有者の管理責任がとても厳しく定められていて、本人以外の名義の人間が車を売ることが出来ないのです。
そのため、名義がオーナー本人のものでない場合には名義変更をしてから売却の手続きを行う必要があります。
名義が本人以外にある場合
例えば下記のようなパターンで車を売却する場合注意が必要です。
- 家族名義の場合
- オートローンを利用している場合
- 銀行のマイカーローンを利用している場合
家族名義の場合
車の名義が家族のものになっている車を売却する時はどうすれば良いでしょうか?
例えばですが、車をいつも利用しているのが夫だったとしても、名義人が妻となっているならば車の所有者は妻となります。
つまり妻の同意を得ずに勝手に売却はできないため、妻に売却の意思をしっかりと確認して許可をとる必要があるのです。
もし名義人本人ではなく、代理人が売却の手続きを行う場合には、名義人の実印が押印された委任状と印鑑証明がないと車を売ることは出来ない。
そのため例え家族とはいえ、車を勝手に売ることが出来ないことを覚えておいて下さい。
オートローンを利用している場合
オートローンとは、販売店で車を購入する際に、金融機関や信販会社に購入代金を立て替えてもらうことです。
その後で購入者が立て替えてもらったお金を分割で支払っていくタイプのローンのことを言います。
その時に、オートローンを利用して車を購入した場合、ローンの完済まで名義人がローン会社にある場合があるためその点は注意が必要です。
そうなってしまう理由は、契約上ローン会社が購入代金を肩代わりしたため所有権がローン会社に留保されてしまい、完済まで所有権がオーナーには移らないからです。
これは数年後に下取りすることを前提に格安のローンを組む残価設定型ローンでも同様のことが言えます。
オートローンの残額が金融機関や信販会社に残った車を売却するためは、ローン会社からオーナーに名義を移す「所有権留保の解除」手続きを行う必要があるのです。
この手続きを行うことで所有権がオーナーに移り車を売却できるようになりますが、ローンの残債はオーナーが全て払わないといけないことは覚えておいて下さい。
銀行ローンを利用している場合
車を購入する際に、ディーラーや中古車販売店ではなく銀行からマイカーローンでお金を借りて購入することもあるはずです。
銀行が用意する「マイカーローン」は車を買うことを条件としたローンであり、オーナーは銀行から借りたお金を使って車を一括購入します。
そのため車の所有権は銀行ではなくオーナー自身が持つことになる。
そんな中、銀行によってはマイカーローンの規約に、返済中の車の売却を制限する条件を入れていることもあります。
もしもマイカーローン返済中に車売却を検討中なら、一度銀行と相談をして確認をとってみることが得策だと思います。
それでは次のところでは実際にローン残積がある車を売却する時の手続きについてです。
車を売却する手続きとは??
ローンの残債がある車を売却する時には、通常の売却時よりも一層の注意が必要であり確認して欲しいポイントがあります。
- ローン残高がどれくらいあるか?
- 売却した時の金額はいくらになるか?
ローン残高がどれくらいあるか?
まず、売却したい車にはどれくらいローンが残っているかを確認する必要があります。
残債はローン会社から送られてくる明細を見るほか、ローン会社に問い合わせることで確認できます。
そしてもしもその金額を確認してみて残積が少なければハッピーなことです。
しかしながらもしも結構ローン残積が残っているならば、返済計画について対策が必要となってくるでしょう。
売却した時の金額はいくらになるか?
次にその車がいくらで売れるのか、売却可能額を調べることが大事です。
なぜならば中古車買取業者で査定をしてもらった時に、売却額で一括返済できるのか、それとも残債が残ってしまうのかを確かめたいからです。
当然ですが、残債よりも売却額の方が高ければ手元に現金が残ります。
反対に売却額がローン残積を下回っているなら引き続き返済をして行く必要がありますよね。
もしもローン残積の残り返済期間が長期間だったり、返済額が高額になるようなら、売却すること自体を考え直しても良いかもしれません。
それでは次のところでは実際の売却手続きについて説明をしていきます。
売却手続きについて
車販売の査定額に納得し、残債返済の目処がついたなら、車の売却手続きを進めてみて下さい。
車の所有権が誰にあるのか、ローン残額がどれだけあるのかによって細かい手続きは異なりますが、基本的には買取業者に一任してしまって下さい。
また前述しましたが、もしもローンの残債が残ってしまう場合には、その後の支払いプランは慎重に考えた方が無難です。
もしも残債だけの支払いだけでも厳しいようなら、ローン会社に相談することでローンの組み直しをしてくれる場合もありますので利用してみて下さい。
それでは最後に少しでも車を高く売るための秘策をお伝えしようと思います。
高額査定をゲットするポイント
これについては3つほどあります。
- 車を売る時期を見極める
- 常に洗車をしておく
- 純正のパーツ品は捨てない
車を売る時期を見極める
中古車市場が活発になる時期をご存知でしょうか?
それはずばり新生活準備期間である1~3月、中古車販売会社の中間決算である9~10月頃です。
この時期は車がよく売れるため、中古車買取も積極的に行われます。
要するに他の時期に比べてこの時期に高額査定が出やすいということです。
そのためこの時期を狙って車売却することで、通常よりも高めに売却できる可能性があります。
反対に、新モデルの発表や発売があると、前モデルの車は一気に値下がりしてしまうことについては注意が必要です。
車を長持ちさせ過ぎても高額査定のチャンスを逃してしまいますから、値下がりする前に手早く売ってしまうのも有効な手段だと感じます。
常に洗車をしておく
高額査定を勝ち取るための条件は車の外装も内応も綺麗にしておくことです。
特に査定時に重要視される基準の中に、内装の状態があります。
内装はオーナーがどのような使い方をしていたかがよく出る場所であり、パーツの交換や修理が難しいため、状態の良さがそのまま査定評価に繋がるのです。
反対に外装は傷やへこみなどがあるとマイナス査定に繋がってしまいますが、こればっかりは隠しきれないのでもうしょうがないです。
そんな中、汚れをしっかり落としておくことで傷やへこみの見落としがなくなり、後から起き不要なトラブルを防ぐことができるかもしれません。
またキレイに保たれた車からオーナーの愛情を感じた査定員が、わずかでも査定をプラスにしてくれるかもしれないため、常に洗車をすることを心掛けて下さい。
純正のパーツ品は捨てない
中には車を純正パーツ以外のものにカスタマイズすることが好きなオーナーさんがいるかもしれません。
その際にパーツ交換で外された純正パーツは、車を手放す日まで大切に保管しておいた方が良いです。
なぜならば車を購入者しようとしている人は、カスタマイズされたモデルよりも純正モデルを好むからです。
そのため純正パーツで構成されている車の方がより高額査定がつきやすくなりますので、純正パーツは捨てずに押し入れの奥にしまっておいて下さい。
終わりに
ここまでローン返済中の残積がある車でも買取は大丈夫なのかという話をしてきました。
またそんな車について高額査定を出す方法を解説してきましたがいかがだったでしょうか?
ローン残積があっても車を買取査定に出して有利な金額で販売をすることは可能です。
そして車を高値で買取査定に出す方法についてもわかって頂けたかと思います。
そのため今後は今回の記事を参考にして頂き高値査定を目指して頂けたら幸いです。
一方で、弊社はお客様が喜んで頂けるような高値査定をさせて頂くことをモットーとしています。
車を査定に出してみようかなとなんとなくでも思っている方がいらっしゃいましたらFirstまで気軽にお問い合わせ下さい。
みなさまにとっての車ライフの中で、Firstが「最高の出会い」となるよう、誠心誠意ご対応させて頂きますので今後ともよろしお願い致します。
最後まで読んで頂きありがとうございました。